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 今年のセンバツ出場は、捕手の逸材が多い。今回は大会を盛り上げてくれるであろう逸材を紹介したい。

 知名度も実力もNo.1と呼べるのが松尾 汐恩捕手(大阪桐蔭)だろう。明治神宮大会決勝の2本塁打を含め、昨年秋の公式戦では5本塁打を放ち、さらに1.8秒台の強肩と、攻守ともに能力は高く、今年の大阪桐蔭で最もプロ入りが期待できる。

 今年の高校生No.1捕手を不動のものとすることができるか。

 対抗馬としては、野田 海人捕手(九州国際大付)の名前が挙がる。昨年秋の公式戦で3本塁打を放ったように強打は魅力。スローイングタイム1.8秒台の強肩は今年の高校生捕手ではトップクラスだ。センバツでは圧倒的なパフォーマンスを発揮できるか。

 高校通算41本塁打の田代 旭捕手(花巻東)は、豪快なフルスイングで次々と長打を飛ばす。スローイングタイム1.9秒台の強肩もあり、攻守ともに完成度が高く、佐々木 麟太郎内野手(1年)が注目されるが、実力的には全国トップクラスの選手だ。

 浦和学院高山 維月捕手も、この大会で一気に評価を高める可能性がある。中学時代は130キロ後半の速球を投げ込む投手で、打撃力も高かった。浦和学院では2年から捕手に転向。昨秋の公式戦から正捕手となった。関東大会では左中間へ本塁打を放つなど、試合で魅せる攻守のパフォーマンスは素晴らしい。

 2月の取材で高山の打撃練習を見た時、味谷 大誠捕手(花咲徳栄ー中日)の高校時代を思い出した。恵まれたポテンシャルを最大限に発揮したいところだ。

 山浅 龍之介捕手(聖光学院)も確実性の高いスローイングとライナー性の打球を連発する。投手陣の層が厚い大垣日大(岐阜)を牽引する西脇 昂暉捕手も、東海地区を代表する強肩強打の捕手として注目されている。

 岸本 紘一捕手(金光大阪)はクレバーなリードと強肩が光る。基本的にライナー性の打球が多い。打撃技術は金光大阪の中でも優れており、横井監督からもリーダーシップや視野の広さを高く評価されており、甲子園初白星へのキーマンとなりそうだ。

 大山 陽生捕手(広陵)も抜群の強肩を魅せる。捕手としての総合力や、打撃力をレベルアップさせれば、評価が上がる可能性がある。

(※文中の捕手はすべて2年生)

(文=河嶋 宗一

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