組み合わせ
・第1地区予選のトーナメント表
・第2〜3地区予選のトーナメント表
・第4〜5地区予選のトーナメント表
・第6〜8地区予選のトーナメント表
4月8日から春季千葉県大会一次予選が始まる。昨秋県大会でベスト8入りした高校は予選免除となり、残り40校の県大会出場枠を争う。各ブロックでハイレベルなカードが組まれ、地区予選の見どころと注目選手を紹介する。後編では第5ブロック〜第8ブロックからピックアップした。
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逸材揃いの第5ブロックは好カードが満載

糠谷翔大、鶴岡汰一
【第5ブロック】
第5ブロックは私立、公立問わず実力校が揃っている。
昨秋、敗者復活戦で拓大紅陵に敗れ、地区予選から登場となる中央学院。前チームから経験し、昨夏の千葉大会ではチームトップとなる24.1回を投げた最速141キロ右腕・糠谷 翔大投手(2年)の成長がカギとなる。ゲームメイクもできて、計算が立つ投手だが、さらにボリュームアップすれば楽しみな存在となる。
敗者復活戦での敗戦は、まだチームがスタートした段階で、地に足がついた野球ができていなかった。オフの練習で大きくレベルアップする傾向があるので、どんなパワーアップを遂げているか、非常に楽しみなチームであることは間違いない。
勝ち進めば、代表決定戦で20年秋にベスト4入りしている千葉英和と対戦する。千葉英和には前チームから経験している県内トップクラスの好打者・長岡 大生外野手(2年)、昨夏の千葉大会でノーヒットノーランを達成した技巧派左腕・柳川 陽翔投手(2年)と投打で軸になる選手がいる。
連合チームとの初戦を迎える我孫子東も能力が高い選手が多い。右サイドから135キロ前後の速球を投げ込む平野 雄也投手(2年)は、ラプソードでも2200回転と、高校生としてはハイレベルなスキルを誇る。打線の中心・梅澤 我道内野手(2年)、長打力のある鈴木 太誠内野手(1年)と五十嵐 龍二内野手(1年)が揃った打線は脅威だ。
昨秋の県大会で専大松戸を破った四街道は佐倉東と佐倉の勝者と対戦。四街道のエース・鶴岡 汰一投手は最速135キロを計測し、また179センチ83キロの大型三塁手・齋藤 煌我内野手(2年)のパフォーマンスにも注目が集まる。