目次

[1]【享栄】/【東邦】
[2]【中京大中京】/【愛工大名電】

 愛知の春季大会の地区予選の組み合わせが続々発表されている。愛知の強豪といえば、中京大中京愛工大名電享栄東邦の「私学4強」である。今年はどんな選手たちがいるのか、紹介したい。

【享栄】



藤本 逸希(享栄)、三浦 心空(東邦)

 享栄で注目は、左腕エース・藤本 逸希投手(2年)。昨年の秋季愛知県大会では、防御率0点台を記録。速球は140キロ前後だが、多彩な変化球をコントロールできる投球術があり、簡単に打ち崩せない強みがある。大化けを期待したいのは、安藤 瑠騎飛投手(2年)。登板機会は少なかったが、オーソドックスな投球フォームからの最速は140キロを超える。昨年9月、享栄の室内練習場で投手陣の投球練習を見た時、投球の見栄え自体は一番だった。勝てる投手の条件はそれだけではない。公式戦で活躍する投手になるには、どんな投手になればいいのか、この冬の成果をしっかりと春の大会で発揮することを期待したい。

 1年生大会で好投した左腕・東松 快征投手も140キロ超えのストレートが魅力。技の藤本と違って、力の東松といった印象を受ける。藤本はテクニックが長けた中日育成の上田 洸太朗投手(享栄出身)のようなタイプに育つ可能性があり、東松は将来、この2人以上の威力あるストレートが投げられる可能性がある。昨年はヤクルト5位の竹山 日向投手を筆頭に150キロ超えの投手が多くいた投手陣と比べると、速球能力は劣るとはいえ、大藤監督は「まとまっていて全国レベル」と評する。

 野手陣もレベルが高い。前チームから出場し、巧打の吉田 遥哉内野手(2年)は主将としてチームを牽引し、打撃も力強く、二塁手としての堅守も頼もしい。また投手陣をリードする関 颯太捕手(2年)も経験豊富。1年生では、高田 洸希外野手の評判が高い。1年生大会では4番に座り、中学時代から見てきたスタッフによると、かなり期待は高かった。

 享栄には、その他ポテンシャルが高い1年生が多くいる。練習を見ても大物感があった田口 敦登、1年生大会で5番を打った青山 竜騎、取材当時は故障で、練習できていなかったが、全国レベルの強豪校からの誘いがありながらも、享栄に入学した1年生もいる。
 1、2年生が力を合わせて今年も強い享栄を見せてくれることを期待したい。

【東邦】

 昨年、秋季県大会ベスト8の東邦には、エース・三浦 心空投手(2年)がいる。昨年から活躍しており、最速146キロの速球の威力は抜群。今年の愛知県ではストレートで圧倒できる数少ない投手でもある。昨秋の県大会は14回を投げ、15奪三振の快投を見せた。打者としても、県大会の打率.571とハイアベレージを記録し、投打ともに能力の高い逸材として大暴れが期待される。その三浦をリードする落合 智哉捕手(2年)も県内屈指の捕手として人気が高い。

PHOTO GALLERY フォトギャラリー

写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。