目次

[1]京都国際
[2]市立和歌山と東洋大姫路
[3]近江

 2022年3月18日に開幕する第94回選抜高等学校野球大会の出場校発表が28日に行われる。今回はセンバツ出場決定において、議論になりそうな地区について分析をしていきたい。まずは近畿地区だ。

 近畿は大阪桐蔭(大阪)が昨年秋の明治神宮大会で優勝したことで、枠が増え、7枠となった。準決勝まで進出した4チームがほぼ有力。準々決勝敗退4チームから2チーム選ばれるのが例年の流れだが、今年は3チーム選ばれる。

 対象は京都国際(京都)、東洋大姫路(兵庫)、市立和歌山(和歌山)、近江(滋賀)。この4校から5枠〜7枠を考えていきたい。今回は地域性というのはあまり考えず、あくまで数字面や近畿大会の試合内容から分析する。

京都国際



森下 瑠大(京都国際)

8試合 7勝1敗 60得点22失点

 京都1位の京都国際。昨夏甲子園ベスト4経験者の主力選手がそのままこのチームの主力選手となっている。小牧監督は新チームスタートが9月前になり、さらに緊急事態宣言の影響で練習試合がほぼできずに、公式戦に突入。苦しい試合も多かったが、それでも地力の高さを証明し、府大会優勝。近畿大会では履正社(大阪)戦で、エースの森下 瑠大投手(2年)が完封勝利。準々決勝の和歌山東(和歌山)戦では1点差負けとなったが、9回裏にエースの森下が「一発狙い」。見事、本塁打を打って、1点差ゲームに持ち込んだ。内容面ではベスト8敗退のチームの中では文句なし。

 また、苦しみながら、京都1位を勝ち取ったことについても、小牧監督、選手たちも良かったと考えている。

 森下のほかに145キロ右腕でもある平野 順大内野手(2年)、主将でチームをまとめる辻井 心捕手(2年)、武田 侑大内野手(2年)などポテンシャルが高い選手も多い。スコア、都道府県大会での順位を見ても、5枠目の筆頭となりそう。