第4試合 盛岡大附(岩手)vs鹿島学園(鹿島)



藪野 哲也(鹿島学園)、金子 京介、松本 龍哉(ともに盛岡大附)

 ついに今年の出場校の中ではナンバーワンの強力打線を誇る盛岡大附が登場する。5試合連続本塁打の金子 京介、高校通算64本塁打の松本 龍哉など、本塁打を打てる打者がそろう。体格も素晴らしく、岩手大会の打撃を振り返っても、打球速度、スイングスピードが実に違う。本物の強打のチームが現れたが、それでも甲子園で発揮するのは非常に難しい。

 対する鹿島学園のエース・藪野 哲也は140キロ近い速球と多彩な変化球を武器にする右の好投手で、藪野をリードする高久 塁は名将・鈴木監督も認める頭脳を持った好捕手で、盛岡大附打線を凌ぐリードを見せていきたい。

 盛岡大附の投手陣は渡辺 翔真の投球が軸となりそう。鹿島学園は甘く入れば、集中打で得点を重ねることができる。

 盛岡大附鹿島学園バッテリーの配球を超える強打を発揮するか、鹿島学園が守り合いを制するか。どちらが試合の主導権を握るかで、打撃戦、守り合いと大きく試合展開が異なりそう。

 1イニング1イニング、濃い試合展開を期待したい。

(文=河嶋 宗一