第103回全国高等学校野球選手権が8月10日に開幕する。抽選会前に優勝を狙える10校を前編・後編で紹介したが、今回は組み合わせを見て、各ブロックのベスト8の本命・対抗を紹介したい。

大会展望
【前編】今年の甲子園で全国制覇を狙える10校は?優勝候補筆頭がいない理由と大会予想を徹底展望
【後編】今年の甲子園で全国制覇を狙える10校は?優勝候補筆頭がいない理由と大会予想を徹底展望

西日本短大附・二松学舎大附・京都国際・前橋育英ブロック



 このブロック、4校とも非常に強力で、西日本短大附は準決勝の飯塚戦で最大6点差を逆転した底力は脅威。エース・大嶋 柊、遊撃手・林 直樹、強打の捕手・三宅 海斗とセンターラインがしっかりしている。

 二松学舎大附はエース・秋山 正雲が決勝戦の関東一戦で1失点完投勝利。全国レベルの強力打線を1失点に抑えたことはかなりポイントが高い。

 前橋育英は強豪揃いのブロックを勝ち抜き、決勝戦でも健大高崎を破った。全国レベルの打線を守備力の高さで封じることができる。そして、このチームには皆川 岳飛というスラッガーがおり、怖い存在だ。

 京都国際森下 瑠大平野 順大の2年生の二枚看板をはじめ、守りの要、捕手には中川 勇斗がいて、打撃、守備に勢いのある2年生ショート・武田 侑大がいる。このブロックで唯一、センバツを経験しているのが強い。

 持ち味を発揮すれば、どの学校もベスト8にいけるが、このブロックの本命は二松学舎大附とみる。2回戦からの登場なので、左腕の秋山が2試合投げれば、相手もそう簡単に打ち崩すのが難しい。2回戦が大会5日目、3回戦が大会10日目と、試合間隔にも十分にいけるだろう。

 対抗は前橋育英。守備力の高さ、土壇場の粘り強さを発揮できれば、接戦を勝ち抜いて、ベスト8に進みそうだ。

本命 二松学舎大附
対抗 前橋育英

智辯和歌山・宮崎商・作新学院・高松商ブロック


 智辯和歌山は140キロ超えの4投手がベンチ入りし、左腕・高橋 令を合わせ計5投手がスタンバイする。また、打線は徳丸 天晴宮坂 厚希と好打者、強打者が揃い、戦力的に十分。優勝候補として推す声も多いが、戦力的なものだけではなく、日程面にも恵まれているのが大きい。この投手力と小園 健太市立和歌山)を攻略した打線で、大会6日目からの登場。投打が噛み合えば、消耗が少なく勝ち上がっていけそうだ。

 対する宮崎商はセンバツを経験し、日高大空、長友 稜太の二枚看板がいて、打線も中村 碧人西原 太一と強力。

 隣のブロックでは、集中打と粘り強い守備が持ち味の作新学院浅野 翔吾を中心に強力打線を誇る高松商は準決勝、決勝で逆転勝利。昨秋の四国大会では高知森木 大智を攻略している。

 本命は投打でバランスが良く、粘り強い試合運びができる智辯和歌山。嫌らしい粘り強さを持った高松商を対抗に推したい。

本命 智辯和歌山
対抗 高松商