目次

[1]激戦必至!浦和学院vs聖望学園の見所
[2]狭山ヶ丘vs細田学園の対決に注目


 7月9日から開幕する第103回埼玉大会。今大会の見どころを紹介したい。まずは浦和学院立教新座のブロックの見所を紹介していきたい。

大会展望
浦和学院vs聖望学園、細田学園vs狭山ヶ丘と注目カードが続々!
上尾vs川越工の伝統校対決に注目!強力打線・昌平の課題は?
投打ともに全国トップクラスの花咲徳栄のブロックに強豪が続々!

激戦必至!浦和学院vs聖望学園の見所


 なんといっても注目なのは浦和学院vs聖望学園の対決だろう。浦和学院は、コロナ禍があり、長期間の活動自粛。対外試合ができるようになったのも3月末からで、地区予選はほぼぶっつけ本番。公式戦を重ねるごとに感覚を取り戻しながら本来の実力を発揮できるまでとなった。関東大会ではベスト8まで勝ち進んだ。

 投手では2年生左腕の宮城誇南、146キロ右腕の三奈木亜星、遊撃手の吉田 匠吾の3人が中心。この3人とも野手として能力が高いのが魅力。宮城はストレートとスライダーの切れ、コントロールの精度が非常に高く、小島 和哉(千葉ロッテ)を思い出させる。打者としてもバットコントロールが良い。

 ドラフト候補として注目される三奈木は直近の練習試合では、最速で145キロ、6キロを連発している。課題であるコントロールや変化球の精度を高めるために、日々の投球練習では、試行錯誤をしながらベストボールを投げる姿勢があった。また打者としても、合理的なスイングで、次々と安打を量産する。

 下級生から俊足巧打の遊撃手として活躍した吉田は昨秋の練習試合でも投手として登板を重ね、この春にかけて投手としても成長。関東大会では最速138キロをマークし、コントロールも良い。落ち着いたマウンド捌きで打たせて取る投球が持ち味で、リリーフとして待機。この夏はセカンドでチームを引っ張る。この3人の投手に加えて、夏に急浮上してきたのが、2年生の金田。この春はファーストだったが、夏では投手の練習を開始。滑らかな体重移動から繰り出す切れのあるストレートは絶品。遊撃手の練習も行っている。森監督によると、この4人が投手陣の軸として考えており、この4人については、複数ポジションで守れる準備を行っているようだ。

 また打線はタレント揃いで、好投手に対しても強打を発揮する捕手・吉田 瑞樹、守備範囲の広い外野守備を見せる藤井 一輝、広角に鋭い打球を飛ばせる左
 打者・松嶋一希と強力な打者が多い。3大会ぶりの甲子園も狙える位置にきている。

 対する聖望学園は強打が持ち味。俊足巧打の遊撃手・小林 蒼汰、スラッガー・佐々木 海斗は6月末の時点で高校通算16本塁打を放っており、中学時代にはシニア日本代表を経験している。チームトップクラスの俊足・山本 涼貴も脅威だ。課題である投手力の整備も進めている。本番へ向けて、選手間ミーティングを増やして結束を深めてきた。

 激しい試合になることは間違いないだろう。