目次

[1]中京が実力十分も、阪口擁する岐阜第一に「本命」の声
[2]高木のリード光る県岐阜商に、大垣日大、大垣商も十分

 このところの岐阜県高校野球の勢力構図は固まってきている。鍛治 舎巧監督が就任して復活を果たした県立岐阜商を筆頭にベテラン阪口 慶三監督率いる大垣日大。橋本 哲也監督率いる伝統の中京福知山成美で実績のある田所 孝二監督が指導して安定してきた岐阜第一の4強が、ほぼ固定されている感がある。今春は中京が優勝し岐阜第一が準優勝した。

 シード8校。67チームで争われる岐阜大会。秋季大会の4強がそれぞれシードで4つのヤマに分かれた。

中京が実力十分も、阪口擁する岐阜第一に「本命」の声



阪口 樂(岐阜第一)

 春優勝で東海大会もベスト4の中京は、初戦の多治見工を突破すると、次が岐阜各務野の勝者。次の相手は土岐商が有力だが、中京としてはここまでで、いかに効率よく小田 康一郎君の負担を軽くして、加藤 航君らが試合をまとめられるかというところがポイントとなりそう。

 ベスト4の座の争いはシードの岐阜工に瑞浪 麗澤、今西 千尋捕手の評判がいい大垣西あたりとの戦いになりそう。

 阪口 樂君の投打が注目されている岐阜第一は今大会本命に推す声もある。阪口君は186センチ87キロと恵まれた体格を利しての投球が魅力だ。打撃では飛距離もさることながら、相手の極端な阪口シフトのスキを突くかのように左翼線へ落す打撃術なども兼ね備えており、長打力とバットコントロールにも非凡さがある。田所監督も、岐阜の地で初制覇への手ごたえも感じているようだ。

 準々決勝まででは、海津明誠が曲者だが、その海津明誠美濃加茂の初戦は序盤の好カードと言っていいであろう。美濃加茂は、攻守に評価の高い藤村 雄我主将が引っ張る。