目次

[1]第1試合 北海vs神戸国際大附
[2]第2試合 仙台育英vs明徳義塾
[3]第3試合 下関国際vs健大高崎

【トーナメント表】第93回大会の組み合わせ



第1試合 北海vs神戸国際大附


 特に開幕戦は近年でも一番ともいっていいぐらいの盛り上がりといわれている理由として、どちらもプロ注目のエースを擁するところだろう。

 北海のエース・木村 大成投手は左腕から最速145キロの直球、切れのあるスライダーを武器に、52.2回を投げ70奪三振、防御率0.34と圧巻の好投を見せた好投手だ。一冬超えて各校の打撃力があがるが、ひざ元のスライダーが決まった時は高確率で空振りを奪うことができる。打線は大型遊撃手・宮下朝陽は甘く入ればスタンドインできるパワーを持っており、また上位下位ともに打力が高い選手をそろえており、勢いに乗れば大量点が期待できる。

 神戸国際大附は右打者の浮上が不可欠。昨秋のスタメン9人のうち左打者が7名と左中心の打線でかなり苦労するタイプだと考えられる。右打者でミート力も長打力も兼ね備えた好捕手・西川 侑志だけではなく、新戦力となる右打者の浮上が鍵となるだろう。

 神戸国際大附の145キロ右腕・阪上 翔也の復活が鍵だったが、8日の佛教大戦、10日の関西国際大戦で先発するなど、投手の準備は順調に整えている。41.1回を投げ、57奪三振。打者としても高校通算17本塁打をマークする二刀流だ。近畿大会直前に肘を痛め、ノースロー調整が続いたが、回復傾向。また、140キロ左腕・楠本 晴紀が浮上するなど、好投手がどんどん出ている状況だが、やはりゲームのポイントは阪上の出来次第だろう。

 両エースの持ち味を発揮できれば、2,3点の勝負。ただどちらも打球が強く、一気に波に乗れば、5点勝負になるのではないだろうか。まずは前半の攻防に注目だ。