大会日程次第で「1人1週間500球」の適用も



伊集院ナイン

 公立では秋に8強入りした川内が強豪私学の牙城を崩す一番手に挙がってくるか。同じく秋8強の伊集院、吹上は飛び抜けたスター選手はいないが、大会を通じて成長した経験を春以降につなげていきたい。夏準優勝の国分中央や好投手・堀 峻太朗(2年)を擁する鶴丸大島なども注目校に挙げておく。

 秋の鹿児島大会では準々決勝以降の試合を土日開催にすることで、準々決勝以降の連戦を回避できる日程が組めたことで、「1人1週間500球」の球数制限がクローズアップされることはなかった。しかし、この大会日程が来春以降も継続して組めるかは未定。

 秋の鹿児島大会は10月に予定されていた鹿児島国体が延期になったことで、平和リース、鴨池市民のメーン球場を確保できた。場合によってはこれまで通り、決勝までの連日開催になることもあり得る。

 実際、九州大会はこれまで通りの開催日程だった。上位を目指すチームならば、最低でも2人以上は先発できる投手力を育成しておく必要がある。野球の質が大きく変わりかねないルール変更だが、どのチームが対応力に注目したい。

 20年はコロナの影響で、「きちんと大会が開催されるのか?」が大きな焦点だった。その現状は今も本質的には変わっていない。何らかの影響は21年も当分残るだろう。根気強く向き合っていくしかない。

(記事:政 純一郎