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 7月18日から開幕した東西東京大会。雨天中止に多く見舞われながらも、無事に3日、西東京は準々決勝を迎えることができた。そんな西東京の見どころを紹介したい。

 国士舘vs早稲田実業
3回戦までは多くの選手の起用が目立った国士館だが、4回戦の都立日野からエース・中西が完封勝利を挙げて本領を発揮。右サイドから打たせてとる投球に長けており、スピードだけでは測れない魅力がある。一方、早稲田実業は初戦から八王子、八王子実践、明大中野八王子といった投手力が高い強豪校を破っているだけに、その実力は全国クラス。清宮 福太郎、北村など全国レベルの打者がそろう打線は魅力。さらに投手陣も強力。激しい試合が予想される。

日大二vs東海大菅生
2017年の西東京大会では壮絶な打撃戦を演じたり、2018年の春季東京都大会でも10対6とぶつかれば、激しい試合が多い両校の対決。現在のチームカラーや、自粛期間が続き、調整不足で打撃が思うように発揮できていない現状を考えると、接戦が予想される。東海大菅生は 新倉 寛之杉浦 敦基広瀬 楽人の左腕トリオ、最速147キロ右腕・藤井 翔といった投手陣の力量は都内トップクラス。帝京に引けを取らない面々だろう。打線も高校通算51本塁打の杉崎 成を中心に能力が高い打者をそろえるが、まだ本領発揮にいたっていない。打線の奮起がカギとなりそうだ。日大二は投打の中心で、都内屈指の左腕・折笠 利矩の投球とそれを支えるナインの守備がカギになりそうだ。

日大三vs佼成学園
2012年夏決勝、2017年秋決勝でも対決しており、いずれも9回に逆転して日大三が勝利しており、何かと激しい試合が多い両校の対決。

 日大三は3番・柳舘 憲吾、高校通算20本塁打を超えている大城 龍馬など長打力のある打者の爆発に期待。投手陣では柳舘、左腕エースの児玉 悠紀、試合を作れる右腕・棚原 幸の3人が中心に投げてきたが、この試合から児玉がキーマンになりそうだ。

 佼成学園も右腕・平澤 燎、左腕・森 士恩の2枚看板で最少失点に抑え、打線はチーム一の俊足・飯森太慈、スラッガーの堀川拓真など役者が揃い、つながったときの破壊力は西東京でもトップレベルのものがある。

 因縁同士の対決。今年も何かありそうだ。

 創価vs世田谷学園
創価は2試合連続コールド勝ち。4回戦でも工学院大附に苦戦したがそれでも競り勝ったように、上位下位と切れ目のない打線は驚異。投手陣では森畑 侑大石坂 大河の2枚看板で勝負することになりそうだ。世田谷学園は4番・八木達哉を中心とした打線は強力で、投手の奥田世漣は130キロ前半の速球、120キロ近いカットボールの切れ味は厄介なものがあり、創価相手にどれだけストライク先行で投球を組み立てゲームメイクできるか。また強肩捕手・秋山颯士朗もスタンバイし、創価打線を抑えにいく。世田谷学園としては打撃戦に持っていきたいところだ。

(記事=河嶋 宗一

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