第1013回 【西東京大会展望】早実vs八王子など1回戦から好カード続出!激戦区・西東京を制するのはどこだ?2020年07月06日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]早実・八王子など1回戦から好カード
[2]日大二・桜美林、監督同士の宿命の対決/注目の東西優勝校対抗戦

<トーナメント表はこちら>

 試練の年である。センバツに続いて、夏の甲子園大会も中止になった。そのうえ、新型コロナウイルス感染者が圧倒的に多い東京は、休校が続き、練習もままならなかった。それでも関係者の尽力と、加盟校の熱意により、東東京122チーム、西東京121チームが参加して、夏季東西東京都高校野球大会が開催されることになり、7月4日、三鷹市のJ:COMのスタジオで組み合わせ抽選会が行われた。

 投球数制限が導入されるなど、新ルールが適用されるほか、試合時間は2時間20分を超えたら新しいイニングに入らない、試合ごとにベンチ入り20人の入れ替えが可能になるなど、本大会の特別ルールもある。

 さらに東西のベスト8は、秋季都大会でシードされることも、今年度から初めて適用される。甲子園にこそ、つながらないものの、熱い戦いが予想される東西東京大会を展望する。今回は西東京だ。

東東京はこちらから!
【東東京大会展望】シード校・堀越のブロックが最激戦区に!東東京は今年も熱い!

早実・八王子など1回戦から好カード



八王子・溝口雄大

 西東京大会は早稲田実業八王子佼成学園國學院久我山というビッグカードが1回戦から登場する。

 八王子早稲田実業は2年前の夏の4回戦で対戦し、この時は八王子が勝っている。さらに3年前の夏は早稲田実業が勝ち、4年前は八王子が勝ち、5年前は早稲田実業が勝つといったように、昨年を除き、夏は4年連続で対戦し2勝2敗と互角の戦いになっている。順番からいえば、早稲田実業の勝利となるが、西暦の偶数年は八王子が勝っている。

 今回の八王子はエース・溝口雄大を中心にまとまっており、実力はシード校と遜色ない。
 早稲田実業は秋季大会を辞退したため、この代は、公式戦を経験しないまま夏を迎えた。それでも清宮 幸太郎(日本ハム)の弟・福太郎らがおり、実力がある。

 1回戦屈指の好カードに勝ったチームは、帝京八王子八王子実践という八王子対決の勝者と対戦する。帝京八王子は昨夏、八王子に勝っている。また八王子実践には、やや粗削りながら、注目の投手である後藤 結人がおり、どちらが勝っても侮れない相手だ。

 またこの試合の勝者が4回戦で対戦するブロックには、シード校の明大中野八王子昭和一学園がいる。明大中野八王子はエースで主将の江口陽太を中心にまとまっており、秋は二松学舎大附に勝っている。昭和一学園は、秋は1次予選で敗れたものの、館 慎太郎風戸 佑斗という、2人の好投手がいる。

 そのため、明大中野八王子がシードされたブロックは、かなりの激戦区だ。
 昨夏優勝の國學院久我山は甲子園に出場した分、新チームの結成が遅れ、秋はチームの形成途上の感じだったが、攻撃力はある。佼成学園平澤 燎らの投手陣が安定。佼成学園の練習場は西永福駅の近くにあり、井の頭線対決は、國學院久我山の攻と佼成学園の守の対決か。

 この試合の勝者が4回戦まで勝ち上がった時に対戦するブロックには、都立武蔵野北錦城などがいる。都立武蔵野北は、秋は1次予選で敗れたものの、エースの一井日向汰は、1次予選の2試合で奪三振24を記録している。また錦城の甲斐瑞輝は、秋の1次予選で日大三を苦しめた。

【次のページ】 日大二・桜美林、監督同士の宿命の対決/注目の東西優勝校対抗戦

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第130回 ラストチャンスにかけた最終打席は申告敬遠。東海大菅生の4番・杉崎成はスラッガーとしての大成はこれから【高校野球コラム】
東海大菅生vs帝京【東京都 2020年 夏季東西東京都高等学校野球大会 東西決戦】
東海大菅生vs佼成学園【東京都 2020年夏季東西東京都高等学校野球大会 西東京大会】
第10回 佼成学園はなぜ国士舘、日大三といった強豪たちを破って決勝戦まで勝ち上がれたのか【東京の高校野球】
帝京vs東亜学園【東京都 2020年夏季東西東京都高等学校野球大会 東東京大会】
国士舘vs佼成学園【東京都 2020年夏季東西東京都高等学校野球大会 西東京大会】
東海大菅生vs創価【東京都 2020年夏季東西東京都高等学校野球大会 西東京大会】
第1016回 【西東京準々決勝展望】日大三vs佼成学園、国士舘vs早稲田実業など注目カードのポイント、戦力紹介!【大会展望・総括コラム】
第1029回 「感謝」を掲げて大会に臨む創価。持ち味の守備力を取り戻して東京の頂点狙う【野球部訪問】
第1227回 創価の146キロ右腕・森畑侑大は「6番手投手」からいかにして都内屈指の本格派に成長したか 【2020年インタビュー】
第1216回 生命線は低めの出し入れ。国士舘へのリベンジに燃える森田光音凪(都立富士森) 【2020年インタビュー】
第1012回 【東東京大会展望】シード校・堀越のブロックが最激戦区に!東東京は今年も熱い!【大会展望・総括コラム】
第1141回 木製バットで本塁打連発!高校通算48本塁打のスラッガー・杉崎成(東海大菅生)の進化の軌跡 【2020年インタビュー】
第1110回 中学時代は日本代表のスターに隠れていた折笠利矩(日大二)が都内屈指の二刀流になるまで 【2020年インタビュー】
第1104回 ドラフト6位でも大成の可能性を秘めた井上広輝(日大三-西武)。高卒プロは常に考えていた 【2020年インタビュー】
試合で役立つメンタルマネジメント
桜美林 【高校別データ】
錦城 【高校別データ】
啓明学園 【高校別データ】
工学院大附 【高校別データ】
佼成学園 【高校別データ】
國學院久我山 【高校別データ】
国士舘 【高校別データ】
都立片倉 【高校別データ】
昭和一学園 【高校別データ】
聖パウロ学園 【高校別データ】
世田谷学園 【高校別データ】
創価 【高校別データ】
都立昭和 【高校別データ】
都立杉並工(派遣:都立総合工科) 【高校別データ】
都立総合工科 【高校別データ】
帝京八王子 【高校別データ】
東亜学園 【高校別データ】
東海大菅生 【高校別データ】
都立豊多摩 【高校別データ】
都立練馬 【高校別データ】
日大三 【高校別データ】
日大二 【高校別データ】
日本学園 【高校別データ】
都立八王子北 【高校別データ】
都立東大和 【高校別データ】
都立富士森 【高校別データ】
八王子 【高校別データ】
八王子実践 【高校別データ】
都立武蔵野北 【高校別データ】
明学東村山 【高校別データ】
明大明治 【高校別データ】
早稲田実業 【高校別データ】

コメントを投稿する

コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム