【目次】
[1]<シード1位・大手前高松ブロック>
[2]<シード・藤井~シード~シード・高松南ブロック>
2020年2月14日(金)14時30分から香川県丸亀市の「レクザムボールパーク丸亀」会議室において「2020年度(令和2年度)第73回春季四国地区高等学校香川県大会組み合わせ抽選会・開会式」が行われた。
組み合わせ抽選会では、まず昨秋の秋季香川県大会ベスト8のうち、番号「1」に入った大手前高松(シード1位)、「35」に入った英明(シード2位)、「18」に入った四学大香川西(シード3位)を除く4校(藤井・高松南・高松北・高松商)がシードのくじを引き、残る28チーム30校(連合チームは石田・笠田、善通寺第一・飯山の2チーム)がフリー抽選を行い、組み合わせが決定。
日程は選手の疲労軽減、3連投回避も考慮し3月20日(金)~23日(月)の4日間でレクザムスタジアム・レクザムボールパーク丸亀で2回戦までを消化した後は、3回戦が3月28日(土)・29日(日)、準々決勝が2球場で4月4日(土)。準決勝がレクザムスタジアムで4月5日(日)。決勝戦は4月11日(土)となっている。
では以下、簡単に各ブロックを展望していく。前編では大手前高松、高松南のブロックを中心に見ていく。
<シード1位・大手前高松ブロック>

最速147キロ右腕・内田 悠太
大手前高松は秋の県高野連招待試合・星稜(石川)戦でも7回6安打2失点の好投を演じた最速147キロ右腕・内田 悠太(2年・右投右打・175センチ66キロ・高松市立国分寺中出身)が柱。
「内田も自覚を持ってやってくれているし、得点率をアップさせることを春のテーマにする中で、紅白戦でも積極的な走塁が出ている」と、主将・山下 草輔(2年・二塁手・164センチ60キロ・右投右打・広島スターズ<広島・軟式>出身)も自信の表情をみせる。
ただ、彼らの初戦は京都翔英(京都)ではセンバツ経験も持つ太田 弘昭氏が率いる難敵・藤井学園寒川。その他にも大型捕手・平井 章裕(2年・右投右打・186センチ89キロ・高松市立木太中出身)が主将を務める高松工芸や結束力の高い多度津などが控える。