第997回 2020年の埼玉は春日部共栄、聖望学園、浦和実だけの強豪だけではなく、秋の県大会に出ていない山村学園も脅威!2020年01月17日

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【目次】
[1]春日部共栄、聖望学園、浦和実などの強豪の躍進に期待
[2]秋季県大会の序盤で敗れたチームも春、夏で浮上する可能性は高い!

 2020年の埼玉は花咲徳栄浦和学院を中心とした強豪私学6チームがトップを走ると前回の展望で説明したが、春、夏に浮上できる可能性を持ったチームを紹介していきたい。

前編はこちら!
花咲徳栄、浦和学院はもちろん2020年の埼玉のトップを走る6チームは??

春日部共栄、聖望学園、浦和実などの強豪の躍進に期待



浦和実・豆田泰志

 まず昨秋の県大会ベスト4の市立川口は1年生の原口稜平は細身の体型ながら体の使い方がうまく、130キロ前半の速球、スライダー、カーブを丁寧に投げ分けるピッチングがうまい。打線は、全体的に振れる打者も多く、ポジショニングの上手さも光る好チーム。タレントは少ないが、団結して勝ち取っていく姿勢が躍進につながった。春、夏も躍進するには個々の戦力アップが課題。一冬超えて、1人1人の個性が出てくることを期待したい。

 聖望学園も本格派右腕・園田 周、大型内野手・蔵田 亮太郎とポテンシャルが高い選手は多いものの、昨秋は花咲徳栄に0対10で敗れ、チームとしての課題は多い。

 昨年選抜出場の春日部共栄は前年からレギュラーとして出場する左のスラッガー・平尾 柊翔、昨年正捕手の石﨑 聖太郎の弟・石崎慶太郎(1年)、遊撃手・増田凛之介(1年)と野手のタレントはそろっているが、投手については昨年の大エース・村田 賢一のような大投手はいないため、全体的な底上げが課題となりそうだ。

 そして忘れはならないのが浦和実豆田 泰志の存在だ。合理的な投球フォームから繰り出す常時135キロ~130キロ後半のストレートで次々と空振りを奪う投球は圧巻。さらにストレートの球速が速くなれば、もっと打ちにくい投手となるだろう。昨年、関東大会に出場したメンバーと比べると、大型打者は少ないが、昨夏の新人戦で埼玉栄に勝利するなどチーム力は決して低くない。豆田以外では、成長著しい金子聖也など豆田以外の投手も伸びている。

【次のページ】 秋季県大会の序盤で敗れたチームも春、夏で浮上する可能性は高い!

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プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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