第997回 花咲徳栄、浦和学院はもちろん2020年の埼玉のトップを走る6チームは??2020年01月14日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]花咲徳栄、西武台のキーマンは?
[2]追随する3校の命運を握る選手たち

 2020年の埼玉は投打ともにタレント揃いで、大きく盛り上がる1年となりそうだ。まず前編は2020年の埼玉のトップを走る6チームを紹介したい。

花咲徳栄、西武台のキーマンは?



世代を牽引するスラッガー・井上朋也(花咲徳栄)

 優勝した花咲徳栄は、昨年のようなスラッガー揃いの打線ではないが、やはり守備力、打撃力ともに高く、接戦に強い。
 高校通算47本塁打のスラッガー・井上 朋也が注目されるが、バットコントロールの良い中井 大我南 大輔、浜岡 陸などコンタクト力は高く、さらに走塁意識も高い。

 また130キロ中盤の速球と変化球を駆使する技巧派・高森 陽生、右の本格派・鈴木朋也など投手力も悪くないが、投打ともにスケールのある選手が台頭すると、一気に戦力に厚みが出てくる。ただ打で圧倒するだけではなく、県大会準決勝・浦和学院相手にもロースコアを制するなど、接戦に強い。2015年から続く埼玉6連覇の可能性も高いチームだろう。

 準優勝の西武台川越東昌平など強豪校を破り、関東大会でも優勝した健大高崎に競り合いを演じた好チーム。見ていると駆け引きが優れた選手が多い。

 まずエース左腕・増田 優真は球速が120キロ台だが、スローカーブとつかったり、相手の裏をかく投球がうまい。その投球を実現しているのは正捕手・伊澤 走のリード。スローイングも堅実で、プレーを見ていると視野の広さを感じ、全体への指示もそつがない。

 また好打者・松木 光、1年生ながらスケール感がある大型外野手・深田翔太、2番打者ながら積極的な打撃がチャンスを作る主将・小松大空、抜群のフィールディング能力を持つショートストップ・横江諒と1人1人がそれぞれの強みを持っていて、見ていて楽しくなるチームだ。

【次のページ】 追随する3校の命運を握る選手たち

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第6回 安中総合(群馬)「健大高崎、前橋育英、桐生第一を打ち破れ!」【冬が僕らを強くする2020】
第999回 世代屈指の剛腕・高橋(中京大中京)など東日本注目投手16名リスト!【大会展望・総括コラム】
第1009回 健大高崎と大接戦演じた西武台(埼玉)!攻守のカギを握るキーマンたちに迫る!【野球部訪問】
第1004回 多彩な野球を見せる西武台(埼玉)の源は「アクティブラーニング」にあり!【後編】【野球部訪問】
第1004回 強豪校続々撃破の関東大会ベスト8の西武台(埼玉)を一変させた打撃改革【前編】【野球部訪問】
第1090回 高校1年秋の時点で通算21本塁打。大型外野手・吉野創士(昌平)の完成形は鈴木誠也だ 【2019年インタビュー】
第1082回 投手の良さを引き出すことが実力の見せどころ。戸丸秦吾(健大高崎)は捕手の鏡ともいえる考えの持ち主だった! 【2019年インタビュー】
中京大中京vs健大高崎【2019年 第五十回記念 明治神宮野球大会】
健大高崎vs白樺学園【2019年 第五十回記念 明治神宮野球大会】
健大高崎vs明豊【2019年 第五十回記念 明治神宮野球大会】
健大高崎vs倉敷商【2019年 第五十回記念 明治神宮野球大会】
第1074回 鮮烈デビューから1年。埼玉を代表するスラッガー・渡邉 翔大(昌平)が目指す道【前編】 【2019年インタビュー】
第1075回 ホームランだけではなく、勝利のために局面に応じた打撃を 渡邉 翔大(昌平)【後編】 【2019年インタビュー】
健大高崎vs山梨学院【2019年秋の大会 第72回秋季関東大会】
第1064回 韮澤雄也(花咲徳栄)が初の国際舞台でも活躍できたのは、徹底的な自己管理にあった【後編】 【2019年インタビュー】
伊澤 走(西武台) 【選手名鑑】
井上 朋也(花咲徳栄) 【選手名鑑】
笹川 晃平(浦和学院) 【選手名鑑】
高森 陽生(花咲徳栄) 【選手名鑑】
南 大輔(花咲徳栄) 【選手名鑑】
美又 王寿(浦和学院) 【選手名鑑】
浦和学院 【高校別データ】
川越東 【高校別データ】
健大高崎 【高校別データ】
昌平 【高校別データ】
西武台 【高校別データ】
花咲徳栄 【高校別データ】

コメントを投稿する

プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム