第935回 第101回選手権高知大会準決勝展望  「シード4強」の頂上決戦 好投手たちの攻略が大きなかぎ2019年07月27日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]明徳義塾vs岡豊
[2]高知商vs高知

 7月13日(土)に開幕、森木 大智(高知1年)の夏初登板148キロや高知東vs高知高専での「延長16回タイブレーク」など全国的な話題を集めつつ準決勝進出の4校が決まった「第101回全国高等学校野球選手権高知大会」。今回は昨年に続きシード4校がそのまま進んだここまでの勝ち上がり、大会中の戦力を分析しつつ、準決勝以降を占っていきたい。

準決勝 7月27日(土)
10:00 
明徳義塾(第1シード)
勝ち上がり 2回戦:高知小津7-0(7回コールド)、準々決勝:高知中央6-4
vs
岡豊(第4シード)
勝ち上がり 2回戦:清水12-0(5回コールド)、準々決勝:須崎総合11-1(6回コールド)

12:30
高知商(第2シード)
勝ち上がり 2回戦:高知工6-1、準々決勝:高知西13-1(5回コールド)
vs
高知(第3シード)
勝ち上がり
2回戦:安芸21-0(5回コールド)、3回戦:準々決勝:高知東10-0(5回コールド)

決勝戦 7月28日(日)13:00

*会場はいずれも高知県高知市の高知県立春野総合運動公園野球場

高松商vs高松工芸



岡豊悲願の甲子園初出場へ絶対エースとなる植田 ジゲン(3年)

 第1試合では昨年9連覇を逃した悔しさを胸に11年連続31回目の決勝戦・2年ぶり20回目の甲子園へ突き進む第1シード・明徳義塾が登場。ただ、彼らに大きく立ちはだかるのは悲願の大会初決勝・甲子園初出場を目指す岡豊の絶対的エース・植田 ジゲン(3年・171センチ69キロ・右投右打・須崎市立浦ノ内中出身)である。

 植田は最速こそ準々決勝で出した140キロながら回転数の多さで今大会も2試合10回を投げ打者35人に対し被安打4・奪三振13・四球1・失点と自責点ともに1と抜群の安定感を発揮。加えて2試合連続コールド勝ちの岡豊は準々決勝で高知中央と激戦を演じている明徳義塾と比べ、疲労度は明らかに少ない。

 明徳義塾としてはまずは1番の古澤 怜大(3年・中堅手・右投右打・高横浜市立岡野中<神奈川>出身)、4番の安田 陸(3年・捕手・180センチ88キロ・右投右打・明徳義塾中出身)を中心に早い段階で先制点・中押し点までを奪い、最終的に最速140キロストレートと縦スライダーを駆使する山田 圭祐(3年・182センチ77キロ・右投右打・藤井寺ボーイズ<大阪>出身)で締める継投策で優位に立ちたい。

【次のページ】 高知商vs高知

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第87回 西浦 颯大(オリックス・バファローズ/右翼手) 「不完全燃焼」だった明徳義塾時代を糧に【高校野球コラム】
第54回 U18大会では切り札的な活躍を見せている背番号「11」を背負った歴代の好投手たち【2019年 第29回 WBSC U-18 ワールドカップ】
第53回 背番号「18」をつけた歴代のU18投手たち!その後の成績はいかに?【2019年 第29回 WBSC U-18 ワールドカップ】
第967回 秋季高知県大会を展望  「高知県の2019秋」は四国大会も見据え混戦模様【大会展望・総括コラム】
第50回 これをすれば失点は防げる! 明徳義塾(高知)の「一塁手守備練習」【2019年 第29回 WBSC U-18 ワールドカップ】
第1030回 岸 潤一郎(明徳義塾出身)高校野球は「必死にやる楽しみを味わえる3年間」 【2019年インタビュー】
智辯和歌山vs明徳義塾【第101回全国高等学校野球選手権大会】
明徳義塾vs藤蔭【第101回全国高等学校野球選手権大会】
高知vs高知商【高知県 2019年夏の大会 第101回選手権高知大会】
高知vs高知東【高知県 2019年夏の大会 第101回選手権高知大会】
第1023回 「最速150キロ1年生・エースナンバーでの『脱力宣言』」 森木 大智(高知) 【2019年インタビュー】
高知東vs高知高専【高知県 2019年夏の大会 第101回選手権高知大会】
第983回 豪快かつ緻密な「二刀流」!村田 龍哉投手兼三塁手・徳島商(徳島) 【2019年インタビュー】
第956回 刺激を受けて、子供たちに刺激を与える選手に 森木大智(高知)【後編】 【2019年インタビュー】
第953回 課題を見つけて、成長するスーパールーキー・森木大智(高知)【前編】 【2019年インタビュー】
四国発
岡豊 【高校別データ】
高知商 【高校別データ】
高知工 【高校別データ】
高知農 【高校別データ】
高知東 【高校別データ】
高知東工 【高校別データ】
高知 【高校別データ】
高知海洋・高知丸の内・室戸 【高校別データ】
高知海洋・高岡・高知丸の内・室戸 【高校別データ】
高知丸の内・室戸 【高校別データ】
清水 【高校別データ】
宿毛 【高校別データ】
城山 【高校別データ】
須崎工・高知丸の内・室戸 【高校別データ】
高岡 【高校別データ】
中村 【高校別データ】
丸の内 【高校別データ】
明徳義塾 【高校別データ】

コメントを投稿する

プロフィール

寺下友徳
寺下 友徳
  • 生年月日:1971年12月17日
  • 出身地:福井県生まれの東京都東村山市育ち
  • ■ 経歴
    國學院大學久我山高→亜細亜大。
    幼稚園、小学校では身長順で並ぶと常に一番後ろ。ただし、自他共に認める運動音痴から小学校入学時、早々に競技生活を断念。その後は大好きなスポーツに側面から関わることを志し、大学では応援指導部で4年間研鑽を積む。亜細亜大卒業後はファーストフード販売業に始まり、ビルメンテナンス営業からフリーターへと波乱万丈の人生を送っていたが、04年10月にサッカーを通じて知り合った編集者からのアドバイスをきっかけに晴れてフリーライター業に転進。07年2月からは埼玉県所沢市から愛媛県松山市へと居を移し、現在は四国地域を中心としたスポーツを追いかける日々を過ごす。
  • ■ 小学校2年時に福岡からやってきた西武ライオンズが野球と出会うきっかけ。小・中学校時代では暇さえあれば足を運んでいた西武球場で、高校では夏の西東京予選の応援で、そして大学では部活のフィールドだった神宮球場で様々な野球を体感。その経験が取材や原稿作成の際に「原体験」となって活きていることを今になってつくづく感じている。
  • ■ 執筆実績
    web上では『ベースボールドットコム』(高校野球ドットコム、社会人野球ドットコム、独立リーグドットコム)、書籍では『ホームラン』、『野球太郎』(いずれも廣済堂出版)、『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)など。『甲子園だけが高校野球ではない2』(監修・岩崎夏海、廣済堂出版)でも6話分の取材・文を担当した。

    さらに野球以外でもサッカーでは、デイリースポーツ四国3県(香川・高知・愛媛)版・毎週木曜不定期連載中の『スポーツライター寺下友徳・愛媛一丸奮闘記』をはじめ、「週刊サッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画社)、『サッカー批評』、web『スポーツナビ』など多数媒体での執筆実績あり。また、愛媛県を熱くするスポーツ雑誌『EPS(ehime photo sports)』でも取材協力を行っている。
  • ■ ブログ:『寺下友徳の「四国の国からこんにちは」』■twitterアカウント@t_terashita
    ■facebook: http://www.facebook.com/tomonori.terashita
コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム