第936回 【東東京大会・準決勝展望】都立小山台vs上野学園、日大豊山vs関東一 ファイナルへ進むのは?2019年07月24日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]上野学園・赤坂と都立小山台の上位打線との対決
[2]関東一の谷・土屋、日大豊山の瀬川の投手戦か?

 連日の雨の影響で、3日連続で試合をするチームが出るなど、大会関係者は日程のやり繰りに苦労したが、ついに4強が出そろった。準決勝のカードは、都立小山台上野学園日大豊山関東一となった。両カードとも、第1シード対シードどころか、秋、春の都大会に出場すらしていないチームの対戦になった。ただ、いずれのチームにも好投手がおり、熱戦が期待できる。

上野学園・赤坂と都立小山台の上位打線との対決



安居院勇源(都立小山台)

 昨夏の準優勝、春季都大会のベスト4と、安定した戦いぶりが目立つ都立小山台であるが、今大会の5回戦では安田学園に3点をリードされる。それでも9回に安打を集め、一挙4点を入れて逆転勝ちする底力もみせた。

 崖っぷちから這い上がって来たことで、いい意味での開き直りや、思い切りの良さが出てきた。

 エースの安居院勇源は飛び抜けた球威があるわけではないが、ここ一番で投げる球にはキレがある。1番・池本 仁志、2番・佐藤晃は足があり、4番・吉田大晟で還すパターン。下位打線も、得点に絡む力がある。

 上野学園の躍進を支えたのは、何と言ってもエースの赤坂 諒だ。18、19、20日の3日間連投し、中1日で迎えた準々決勝では9回に最速149キロを記録した。スライダーのキレもいい。

 昨夏は負傷で出場できず、故障上がりだった秋、それに春も1次予選で敗れたため、噂はあったものの、その実力はベールに包まれていた。この夏一気に解き放たれ、東東京大会を盛り上げる存在になっている。

 赤坂と昨夏の準優勝を経験した都立小山台の池本、佐藤晃、吉田といった上位打線の対決が、勝敗を左右しそうだ。

 打順は9番でも、上野学園は打つ方でも赤坂が軸になる。赤坂から1番の成川玲央にどうつなげるか。

 赤坂はもちろん、都立小山台の安居院も、短い登板間隔の中でどう力を発揮するか。投手のコンディションも勝敗に影響しそうだ。

【次のページ】  関東一の谷・土屋、日大豊山の瀬崎の投手戦か?

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第52回 関東一伝統の「1番センター」を受け継ぐ大久保翔太。大ファインプレーは師匠の教えがあった【101回大会特集】
履正社vs関東一【第101回全国高等学校野球選手権大会】
関東一vs鶴岡東【第101回全国高等学校野球選手権大会】
第960回 第1試合から第4試合まですべて激戦!展開が読めない準々決勝4試合の見所【大会展望・総括コラム】
第44回 名勝負あり、逆転劇あり2回戦16試合も見ごたえ満載!【101回大会特集】
第42回 今年の甲子園ベスト16がほぼ順当だといえる理由【101回大会特集】
関東一vs熊本工【第101回全国高等学校野球選手権大会】
第956回 習志野、仙台育英、関東一など実力校が登場!ベスト16が出揃う大会9日目3試合の見所!【大会展望・総括コラム】
関東一vs日本文理【第101回全国高等学校野球選手権大会】
関東一vs都立小山台【東京都 2019年夏の大会 第101回選手権東東京大会】
第951回 都立唯一のベスト4・小山台に現れた強打の核弾頭・池本仁志が追求する「一番像」とは 【2019年インタビュー】
第950回 エースとしての自覚や責任を感じた、関東一・土屋大和がコントロールとキレで勝負するわけ 【2019年インタビュー】
第842回 キューバ遠征で自分を変えたい! 東東京屈指の速球派右腕・谷 幸之助(関東一) 【2018年インタビュー】
第729回 2018年の都立の星 吉岡桃汰(東大和南)「神宮球場のマウンドで投げたい!」【後編】 【2018年インタビュー】
第723回 斎藤 未来也(関東一)力強さとスピードを兼ね備えた理想のトップバッターを目指して 【2018年インタビュー】
赤坂 諒(上野学園) 【選手名鑑】
瀬崎 絢(日大豊山) 【選手名鑑】
上野学園 【高校別データ】
関東一 【高校別データ】
都立小山台 【高校別データ】
日大豊山 【高校別データ】
日出(派遣:日大豊山) 【高校別データ】

コメントを投稿する

コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム