第934回 秋、春の4強がそのまま勝ち上がるか?大垣日大、県立岐阜商らが岐阜の頂点目指して争う!【岐阜大会展望】2019年07月02日

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【目次】
[1]筆頭格は大垣日大、ポテンシャルは中京学院大中京
[2]各ブロックの注目ポイント

 昨秋と今春、県大会で4強の顔ぶれが変わらなかった岐阜県大会。それだけ、昨夏の代表校でもある大垣日大、一昨夏の代表校でもある中京学院大中京(当時中京)、伝統校の県立岐阜商岐阜第一の4校が安定しているともいえる。そのシード4校に対して、各校がどう挑んでいくのか、組み合わせが決まったので、この夏の岐阜県大会を予想してみた。

大会日程・組み合わせ
第101回全国高等学校野球選手権岐阜大会

筆頭格は大垣日大、ポテンシャルは中京学院大中京



今春の県大会を制した大垣日大

 4強にあえて順位をつけるとすれば、やはり春季県大会で優勝した大垣日大が1番と言いたいところなのだが、選手個々の潜在能力という点では昨秋の優勝校である中京学院大中京の方が勝る。U-18日本代表候補の捕手に選出されている藤田 健斗君、安定感のある不後 祐将君のバッテリーは注目の存在である。

 いずれにしても、この両校がわずかに県立岐阜商岐阜第一をリードしているといえる。県立岐阜商は鍛治舎巧監督が昨春に就任して、伝統のユニフォームも一新して、いよいよ鍛治舎イズムが浸透してきたあかしでもあるかのようで、春からの伸びしろという点では一番あるのかもしれない。

 佐々木 泰君の打棒は注目だ。投手で野崎 慎裕君、捕手で髙木 翔斗君、野手では廣部嵩典君といった1年生の大抜擢もありそうだ。また、岐阜第一はエース高倉明健君がすべてと言っていいくらいなのだが、安定感は抜群。まず、取りこぼしはなさそうだ。

 かなりの確率で、シード4校がそのままベスト4に残る確率は高そうだが、各ブロックの山で、果たして波乱があるのかどうか、それぞれのブロックごとに占ってみよう。

【次のページ】 各ブロックの注目ポイント

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プロフィール

手束仁
手束 仁
  • 生年月日:1956年
  • 出身地:愛知県
  • ■ 経歴
     愛知県知多市出身。半田高→國學院大81年卒。大映映像事業部など映像会社で、映画・ビデオなどの販売促進、営業等を経て、編集プロダクションに10年勤務後独立。
     99年に『熱中!甲子園』(双葉社)を仕掛け、を刊行。同年に『都立城東高校甲子園出場物語~夢の実現』(三修社・刊)で本格的にスポーツ作家としてデビュー。99年12月に、『アンチ巨人!快楽読本』(双葉社)を企画編集・執筆。その後、『ふたりの勇気~東京六大学野球女子投手誕生物語』、『高校野球47の楽しみ方~野球地図と県民性』(三修社)などを相次いで刊行。さらに話題作となった『甲子園出場を目指すならコノ高校)』(駿台曜曜社)、『野球県民性』(祥伝社新書)、『プロ野球にとって正義とは何か』、『プロ野球「黄金世代」読本』、『プロ野球「悪党」読本』(いずれもイースト・プレス)などを刊行。
     さらには『高校野球のマネー事情』、『スポーツ(芸能文化)名言』シリーズ(日刊スポーツ出版社)、『球国愛知のプライド~高校野球ストーリー』などがある。
     2015年には高校野球史を追いかけながら、大会歌の誕生の背景を負った『ああ栄冠は君に輝く~大会歌誕生秘話・加賀大介物語』(双葉社)を刊行し18年には映画化された。

     スポーツをフィルターとして、指導者の思いや学校のあり方など奥底にあるものを追求するという姿勢を原点としている。そんな思いに基づいて、「高校生スポーツ新聞」特派記者としても契約。講演なども國學院大學で「現代スポーツ論」、立正大で「スポーツ法」、専修大学で「スポーツジャーナリズム論」などの特別講師。モノカキとしてのスポーツ論などを展開。
     その他には、社会現象にも敏感に、『人生の達人になる!徒然草』(メディア・ポート)、『かつて、日本に旧制高等学校があった』(蜜書房)なども刊行。文学と社会風俗、学校と教育現場などへの問題提起や、時代と文化現象などを独自の視点で見つめていく。 そうした中で、2012年に電子メディア展開も含めた、メディアミックスの会社として株式会社ジャスト・プランニングを設立。新たなメディアコンテンツを生み出していくものとして新たな境地を目指している。
  • ■ 著書
    都立城東高校甲子園出場物語~夢の実現』(三修社) 
    甲子園への助走~少年野球の世界は、今』(オーシャンライフ社)
    高校野球47の楽しみ方~野球地図と県民性』(三修社)

    話題作となった
    甲子園出場を目指すならコノ高校(増補改訂)』(駿台曜曜社)
    スポーツ進学するならコノ高校
    東京六大学野球女子投手誕生物語~ふたりの勇気』(三修社)
    三度のメシより高校野球』(駿台曜曜社)
    スポーツライターを目指す人たちへ~江夏の21球の盲点』(メディア・ポート)
    高校野球に学ぶ「流れ力」』(サンマーク出版)
    野球県民性』(祥伝社新書)
    野球スコアつけ方と分析』(西東社)
    流れの正体~もっと野球が好きになる』(日刊スポーツ出版社)NEW!
  • ■ 野球に限らずスポーツのあり方に対する思いは熱い。年間の野球試合観戦数は300試合に及ぶ。高校ラグビーやバレーボール、サッカーなども試合会場には積極的に顔を出すなど、スポーツに関しては、徹底した現場主義をモットーとしている。
  • ■ 手束仁 Official HP:熱中!甲子園
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