第933回 近江を止めるのはどこだ?滋賀学園、光泉ら力校が追随する!【滋賀大会展望】2019年07月01日

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【目次】
[1]全国トップクラスの実力を誇る近江
[2]彦根東、比叡山が同ブロック!

 7月7日に開幕する第101回滋賀大会の組み合わせ抽選会が27日に行われた。今大会は3季連続優勝中で春の近畿大会を制した近江が優勝候補の大本命と見られているが、どんな戦いになるだろうか。各ゾーンの戦いを展望していきたい。

大会日程・組み合わせ
第101回全国高等学校野球選手権滋賀大会

全国トップクラスの実力を誇る近江



近江・林優樹

 Aゾーンに入った近江は全国でもトップクラスの戦力を揃えている。その核となるのが林 優樹(3年)と有馬 諒(3年)のバッテリーだ。チェンジアップを武器に1年秋からチームに欠かせない存在となっている林は絶対的エースに成長。今春にはU-18日本代表第1次候補に選出された。林をリードする主将の有馬も世代随一の捕手として注目を集めている。打っても中軸を任され、名実ともにチームの要だ。

 野手にもタレントが揃っている。住谷 湧也(3年)は昨夏の甲子園で大会記録となる打率.769をマーク。今年に入って本塁打も増え、相手にとっては驚異の存在となっている。2年生遊撃手の土田 龍空は攻守にセンスあふれる好選手。来年のドラフト候補として期待が持てる存在だ。

 春の近畿大会では板坂 豪太(3年)が勝負強い打撃を見せて中心打者の一角に名乗りを挙げている。控え投手が踏ん張って林の負担を減らすことができれば、連覇は濃厚となってくるだろう。近畿大会で登板した教野 純之介(3年)や藤居 海斗(3年)の奮起に期待したい。

 近江と初戦で対戦するのが昨春の甲子園に21世紀枠で出場した膳所だ。当時のレギュラーはおらず、秋、春ともに初戦で敗退している。6人いるデータ班の力で戦力差をどこまで埋めることができるだろうか。

 秋準優勝の近江兄弟社もこのゾーンに入った。エース左腕の菊地凜(3年)を中心に攻守にまとまりがあり、今大会でも上位進出が期待される。4番を打ち、投手も務める横井覚(3年)が投打のキーマンとなりそうだ。近年は安定して8強以上に勝ち進むが、甲子園まであと一歩という結果が続いている。今年こそは殻を破りたいところだ。

 北大津虎姫は1回戦屈指の好カード。北大津は上位を打つ福山 智己(3年)や4番捕手の山本朱夏(3年)ら能力の高い選手が多く、復権に期待がかかる。虎姫はエース左腕の藤元潤法(3年)が春は近江相手に好投を見せた。夏はさらに成長した姿を見せたい。

 秋4強の水口は突出した選手こそいないが、毎年のように総合力の高いチームを作ってくる。近江の存在感が大きいAゾーンだが、実力校が多く、序盤から見応えのある戦いが続きそうだ。



綾羽・太田翔士

 Bゾーンのシード校は昨夏準優勝の綾羽。伊藤千也(3年)、太田 翔士(3年)、岡田 雅英(3年)、小山 孝治(3年)、早津 康生(2年)と春だけで5人の投手が登板した。小刻みな継投で相手の反撃を封じていく。

 打線も昨夏を経験した磯谷 太陽(3年)や桑名健介(3年)に加えて近藤大暉(2年)や伊藤 彰馬(2年)らが一冬を越えて成長。今年こそは初の甲子園切符を掴むことができるだろうか。

 秋春連続8強と結果を残している高島は総合力の高いチーム。肩を痛めて春に登板できなかったエース・古谷 秀磨の状態はどこまで上がっているだろうか。強肩で守備範囲の広い中堅手・梅村亮(3年)のプレーにも注目だ。

 秋8強の草津東と春8強の滋賀短大附の対決にも注目。草津東は昨年からの主力が多く残っており、投打のバランスが取れている。秋以降に急成長して春から4番に座る石津翔伍(2年)の長打力には注目だ。滋賀短大附は投手力が高い。エースの上藤佑太(3年)を中心に守り勝つ野球で上位を伺う。

 伝統的に安定した戦力を保っている伊香も侮れない存在。近年は連合チームで出場していた能登川は4年ぶりに単独チームでの出場を果たした。チーム一丸となって8年ぶりの勝利を掴みたい。

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