大社は19年ぶりの甲子園なるか?石見智翠館、益田東らなど実力が拮抗する混戦模様!【島根大会展望】
7月14日から開幕する第101回全国高等学校野球選手権島根大会、組み合わせが決定した。
2季連続優勝を決めている大社は2回戦で昨秋の県大会ベスト8との浜田との一戦になる可能性がある。そして準々決勝では開星との対戦することが予想される。19年ぶりの甲子園への道のりは簡単ではなさそうだ。
そんな中、最注目の一戦は矢上と益田東の一戦。矢上は2季連続ベスト4入りしている。一方の益田東は2年連続決勝に進出し、昨年の優勝校で連覇の期待がかかる。いきなりの好カードだが、そこを勝つと次には益田翔陽と立正大淞南の勝者との試合となることとなった。
そこで今回は昨秋と今春の県大会の結果、そして過去5年間の夏の大会の結果を振り返りたい。
大社が一歩リード?益田東など実力校の躍進にも注目!
益田東は2年連続甲子園となるのか
第101回島根大会の開幕にあたり、まずは春の島根県大会ベスト8、秋の島根県大会ベスト8を振り返ろう。
【秋】
優勝 大社 準優勝 平田
ベスト4 開星、矢上
ベスト8 浜田、島根中央、出雲商、大田
【春】
優勝 大社 準優勝 三刀屋
ベスト4 矢上、出雲商
ベスト8 島根中央、石見智翠館、松江農林、松江北
それでは次に過去5年の島根大会の優勝校、準優勝校を振り返っていこう。
・2018年 優勝 益田東 準優勝 石見智翠館
・2017年 優勝 開星 準優勝 益田東
・2016年 優勝 出雲 準優勝 立正大淞南
・2015年 優勝 石見智翠館 準優勝 島根大東
・2014年 優勝 開星 準優勝 大社
島根県の強豪・石見智翠館や開星が過去5年で結果を残しているが、他にも出雲や益田東など実力が拮抗としている。その中で今年は大社が2季連続で島根県王者に輝いている。もし優勝することができれば1992年以来の19年ぶりとなり、春夏通じて8度目の甲子園出場を達成となる。5年ぶりの決勝の舞台に向けて1つずつ勝っていきたい。
そしてこの1年間安定して結果残しているのが矢上だ。昨秋の県大会はベスト4、今春の県大会は3位に輝いている。2季連続優勝の大社に続き、結果を残し続け注目される学校である。また島根中央や出雲商も2季連続でベスト8以上の成績を残しており、こちらも目が離せない存在となりそうだ。
しかし石見智翠館が春にベスト8に入るように、実力校は夏に照準を合わせてきている。どのチームが甲子園への切符を掴むのか注目したい。
文=編集部