6月28日、7月13日から開幕する第101回全国高等学校野球選手権宮城大会の抽選が行われ、組み合わせが決定した。
昨秋、そして今春の宮城県王者・仙台育英。第1シードとして迎える今夏は14日に名取との初戦を戦うこととなった。そして3回戦では昨秋県大会でベスト8に入った東陵の可能性が出てきた。さらに4回戦では利府の対戦が予想される。3季連続優勝まで一戦たりとも気が抜けなさそうだ。
その仙台育英と春の決勝戦で対戦した東北は第2シード。初戦は小牛田農林と対戦することとなり、順調に勝ち進めば準々決勝でシード校で、昨秋の県大会準優勝校・古川学園との対戦となりそう。1つ見逃せない試合になることが予想される。
また春ベスト4の聖和学園は石巻工、東北学院は柴田と初戦を戦うことに決まった。
そこで今回は昨秋と今春のベスト8。そして過去5年間の夏の大会の戦績を振り返っていく。
仙台育英の3連覇をを食い止められるか?

左:入江大樹(仙台育英)右:石森健大(東北)
第101回宮城大会の開幕にあたり、まずは春のベスト8、秋のベスト8振り返ろう。
【秋】
優勝 仙台育英 準優勝 古川
ベスト4 大崎中央、柴田
ベスト8 仙台城南、東北、佐沼、東陵
【春】
優勝 仙台育英 準優勝 東北
ベスト4 東北学院、聖和学園
ベスト8 佐沼、古川学園、塩釜、古川
それでは次に過去5年の宮城大会の優勝校、準優勝校を振り返っていこう。
・2018年 優勝 仙台育英 準優勝 古川工
・2017年 優勝 仙台育英 準優勝 東北
・2016年 優勝 東北 準優勝 利府
・2015年 優勝 仙台育英 準優勝 古川工
・2014年 優勝 利府 準優勝 佐沼
ここ5年間で三度優勝の仙台育英が今年も優勝候補筆頭。秋と春を制しておりチーム状態はいい。しかし何が起こるかわからないのが夏の大会だ。東北も力があり十分頂点を狙える。仙台育英が三連覇を果たすのか、それを阻むチームが出てくるのか、宮城の熱い夏に期待だ。
文=編集部