目次

[1]智辯学園、大商大高には逸材野手がずらり
[2]神戸国際大附もスタメンの殆どが逸材 智辯和歌山の1年・徳丸は別格だった!

 今年の近畿大会はドラフト候補以外の選手にも注目すべき逸材が多いということだ。今回は近畿大会4試合のレポートで取り上げられなかった逸材を紹介したい。

近畿大会4試合のレポートはこちら!
智辯学園vs智辯和歌山
近江vs高田
郡山vs大阪商業大高
神戸国際大附vs京都国際

智辯学園、大商大高には逸材野手がずらり



強肩外野手・白石陸(智辯学園)

 まず智辯学園。レポート以外では触れられなかったが、7回裏に適時打を放った白石 陸(2年・右投げ左打ち・174センチ70キロ)のプレーに目を奪われた。シートノック時、ライトに入っていた白石のスローイングに驚かされた。

 深い位置からでもダイレクト返球。さらにコントロールも良く、大学生の強肩外野手を見ているような軌道だった。白石は奈良県大会でも捕殺を記録しており、全国的に見ても強肩外野手と分類しても良い選手ではないだろうか。

 打撃でもレベルスイングを心がけ、打球も鋭い。背番号は14だが、来年以降は重要なポジションを任されるだけの力量は備わった選手である。

 近江住谷 湧也(3年・左投げ左打ち・170センチ70キロ)は3安打の活躍。軸がぶれない安定した打撃フォームは更に力強さが増し、打球も速くなった。

 ボールに逆らわず、右、左に打ち分ける巧さがあり、いつでもヒットが期待できると感じさせるアベレージヒッターだ。足でも魅せ、第1打席は一塁手を強襲した打球はセンターの方へ転がったが、住谷はそれを逃さず二塁へ陥れた好走塁も見事だった。

 1回戦で敗れた大阪商業大高は、エース・上田 大河が注目されているが、センターラインの殆どは2年生で占められており、能力も高かった。1番・山本 晴登(2年・右投げ右打ち・171センチ67キロ)はパワフルな打撃と強肩が魅力のレフト。5番・上田 真照(2年・169センチ68キロ・右投げ右打ち)は2安打を記録。スクエアスタンスで構え、インサイドアウトのスイングから振り抜いた打球は非常に鋭く、セカンドの守備を見ても切れの良い動きを見せる。

 7番・松田 直生(2年・右投げ右打ち・172センチ72キロ)はパンチ力ある三塁手で、腰を鋭く回転させて打つフォームで、打てるポイントも広く、7番打者ながら印象に残った。また三塁守備も身のこなしが軽快で、スローイングも強い。来年には中心打者になっていそうだ。



投打ともに注目したい佐久間大翔(大阪商業大高)

 2番手としてマウンドに登った佐久間 大翔(2年・左投げ左打ち・170センチ62キロ)は勢いのあるオーバースローから投げ込む直球は常時125キロ前後だが、ボールの質は悪くないので、体重が増えてパワーアップすれば、球速アップが見込めるだろう。また打撃もよく、左中間へ三塁打を放つ打球は鋭く、投打ともに注目したい選手だった。

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