第900回 【春季四国大会総括】夏の準備は、できているか?2019年05月12日

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【目次】
[1]くっきり分かれた「大会活用度」
[2]四国4県、夏のシード争い

 明徳義塾(高知1位)の2年ぶり11回目の優勝で幕を閉じた「2019年度(第72回)春季四国高等学校野球大会」。森木 大智(高知1年)ら新戦力の台頭、富岡西(徳島)の決勝戦進出もあり。愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムには春季大会としては例年以上の観客が詰め掛けた。

 そこで今回は、大会全体を「夏への準備」という視点で回顧。かつ、同大会を終えてほぼ出揃った「第101回全国高等学校野球選手権」四国4県地方大会のシード状況についても触れていきたい。

くっきり分かれた「大会活用度」



四国大会優勝の明徳義塾

 今大会を十二分に活用し大きな収穫を得たもの。活用した結果、一定の収穫を得たもの。活用する意思を見せ、結果は残せなかったが新たな課題を得たもの。残念ながら活用しきれなかったもの。今大会の参加8校を大まかに分類すると、この4種類に分類できるだろう。

 全7試合のマッチレポートを通じ、各チームの課題や収穫は触れてきたのであえてここでは深くは記さないが、「ノーサイン野球」の成熟度をトライし続けた富岡西や、新たな選手を起用し、選手層の厚みを作った明徳義塾などはその代表格である。

 それは「個」の部分にも言えること。表情を見ても明らかに疲労の色が見えた森木 大智高知1年)を中心とした過熱報道には普段の警戒が必要だが、各選手が得た経験を7月までの2ヶ月足らずで、どのようにして実力へ昇華できるかを、私たちは見守っていきたい。

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高知商 【高校別データ】
富岡西 【高校別データ】
高松商 【高校別データ】
松山聖陵 【高校別データ】
明徳義塾 【高校別データ】

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プロフィール

寺下友徳
寺下 友徳
  • 生年月日:1971年12月17日
  • 出身地:福井県生まれの東京都東村山市育ち
  • ■ 経歴
    國學院大學久我山高→亜細亜大。
    幼稚園、小学校では身長順で並ぶと常に一番後ろ。ただし、自他共に認める運動音痴から小学校入学時、早々に競技生活を断念。その後は大好きなスポーツに側面から関わることを志し、大学では応援指導部で4年間研鑽を積む。亜細亜大卒業後はファーストフード販売業に始まり、ビルメンテナンス営業からフリーターへと波乱万丈の人生を送っていたが、04年10月にサッカーを通じて知り合った編集者からのアドバイスをきっかけに晴れてフリーライター業に転進。07年2月からは埼玉県所沢市から愛媛県松山市へと居を移し、現在は四国地域を中心としたスポーツを追いかける日々を過ごす。
  • ■ 小学校2年時に福岡からやってきた西武ライオンズが野球と出会うきっかけ。小・中学校時代では暇さえあれば足を運んでいた西武球場で、高校では夏の西東京予選の応援で、そして大学では部活のフィールドだった神宮球場で様々な野球を体感。その経験が取材や原稿作成の際に「原体験」となって活きていることを今になってつくづく感じている。
  • ■ 執筆実績
    web上では『ベースボールドットコム』(高校野球ドットコム、社会人野球ドットコム、独立リーグドットコム)、書籍では『ホームラン』、『野球太郎』(いずれも廣済堂出版)、『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)など。『甲子園だけが高校野球ではない2』(監修・岩崎夏海、廣済堂出版)でも6話分の取材・文を担当した。

    さらに野球以外でもサッカーでは、デイリースポーツ四国3県(香川・高知・愛媛)版・毎週木曜不定期連載中の『スポーツライター寺下友徳・愛媛一丸奮闘記』をはじめ、「週刊サッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画社)、『サッカー批評』、web『スポーツナビ』など多数媒体での執筆実績あり。また、愛媛県を熱くするスポーツ雑誌『EPS(ehime photo sports)』でも取材協力を行っている。
  • ■ ブログ:『寺下友徳の「四国の国からこんにちは」』■twitterアカウント@t_terashita
    ■facebook: http://www.facebook.com/tomonori.terashita
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