第894回 桐蔭学園、慶應義塾もノーシード!今年の神奈川は例年以上に過酷な大会だ!2019年05月05日

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【目次】
[1]フレッシュな顔ぶれ揃うシード校
[2]令和初の神奈川大会は序盤から見どころが満載な予感

 東海大相模の優勝で幕を閉じた春季神奈川県大会。今大会は序盤から波乱が巻き起こる大会で、夏は強豪校がノーシードから上位進出を狙うこととなった。この春、神奈川で何があったのか。大会総括で振り返る。

フレッシュな顔ぶれ揃うシード校



横浜相手に好投を見せた技巧派左腕・三浦 舞秋(星槎国際湘南)

 今年の春季神奈川大会を振り返るにあたって、必ず取り上げないといけないのが、ノーシードに回った強豪校の多さだ。まずは春のシード校を整理しよう。

 春のシード校は以下の通り。

シード16校
第1シード 東海大相模
第1シード 桐光学園
第1シード 鎌倉学園
第1シード 横浜
第2シード 藤沢清流
第2シード 弥栄
第2シード 相洋
第2シード 向上
第3シード 厚木北
第3シード 光明相模原
第3シード 湘南学院
第3シード 立花学園
第3シード 麻溝台
第3シード 日大藤沢
第3シード 藤沢翔陵
第3シード 戸塚

 フレッシュな顔ぶれが目立つと感じるファンも多いのではないだろうか。ノーシードに回ったのは昨秋準優勝で選抜出場の桐蔭学園、昨秋4強の慶應義塾、昨秋8強の湘南工大附横浜商、強豪・日大高横浜隼人法政二星槎国際湘南横浜創学館など例年ならば上位に進出するようなチームが多い。ノーシードに回ったチームは弱いかといえばそうではない。ほとんどのチームが接戦で敗れており、シード校との力の差はほとんどない。

 その中でシード校が最も恐れるのは慶應義塾だろう。スラッガー・廣瀬 隆太を中心に長打力のある打者が多く揃い、投手力も高い。この春は打線が振るわなかったが、昨年も春ベスト8敗退から、北神奈川では東海大相模を完勝する力をつけた。夏には甲子園を狙える実力は十分あるだろう。

 湘南工大附も最速138キロ右腕・海老原 大晟も評判通り130キロ中盤を計測し、好調時、前に飛ばせない勢いがある。そして横浜と延長12回の激闘を演じた星槎国際湘南は守備力も高く、横浜相手に好投を見せた技巧派左腕・三浦 舞秋、142キロ右腕・一柳 大地など県内上位レベルに入る好投手がいる。シード校からすればかなり嫌な存在。

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慶應義塾 【高校別データ】
湘南工大附 【高校別データ】
星槎国際湘南 【高校別データ】
日大高 【高校別データ】
法政二 【高校別データ】
横浜商 【高校別データ】
横浜商大高 【高校別データ】
横浜創学館 【高校別データ】
横浜隼人 【高校別データ】

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プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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