第890回 令和初の千葉王者となるのは?今年はシード争いが例年以上に過酷!2019年04月27日

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【目次】
[1]秋のシード校は初戦から厳しい戦いへ
[2]習志野は新戦力がどれだけ出てくるのか?注目は東京学館浦安と八千代松陰

 4月27日から始まる千葉県大会。今年は習志野が千葉県勢として1995年の銚子商以来の選抜準優勝。この大会で特徴的なのは準決勝まで連戦がないということだ。1回戦が27日、ベスト16がすべて決まる2回戦が29日、3回戦が令和元年の5月1日、準々決勝は5月3日、準決勝、決勝・関東代表決定戦は5月5日、6日という日程となっている。そんな今大会の見所を紹介していきたい。

秋のシード校は初戦から厳しい戦いへ



専大松戸の注目右腕・横山陸人

 千葉県は昨秋8強が地区予選免除で2回戦から登場となるが、その初戦を見ると多くの学校が実力校との対戦が予想され、厳しい戦いとなりそうだ。

 まず昨秋8強の暁星国際拓大紅陵千葉学芸の勝者と対戦。拓大紅陵は本格派左腕・佐々木 新、速球派右腕・竹内 将悟の2人の成長に期待。千葉学芸も年々、強化してきたチームということで躍進に期待がかかる。シード校の暁星国際は投打の柱・風澤 陸、シュアな打撃が光る渡邉 真翔など打力が高い選手をそろえる。突出した力量を持った投手がいないため春では打ち勝つ野球でシード入りを狙いたい。

 同ブロックでは千葉英和との接戦を制して勝ち進んだ四街道も控える。

 専大松戸東京学館船橋東金の勝者と対戦。速球派サイド・横山 陸人は最速143キロまで球速を伸ばし、また同じく2年生から活躍してきた杉田 智也も140キロに到達した。スラッガー・丹呉 響平、強打の捕手・間中 堅と今年も能力が高い打者は揃っているが、特に東京学館船橋は1年秋から活躍してきた右の本格派・松永 幸誠が持ち味を発揮すれば苦戦が予想される。

 同ブロックは打力がある柏南と好投手・綾部 郁海擁する我孫子の対決も見逃せない。綾部はこの春の地区予選でも130キロ後半の速球に加え、キレのあるスライダーを武器に好投を続けた。



昨秋の千葉県を制した中央学院

 その勝者は秋王者の中央学院と対戦。上位下位まで巧打者が揃い、守備、走塁への意識の高さも県内屈指。エース・畔柳 舜は130キロ後半の速球を投げ込む本格派。昨年に比べてストレートに強さが出ているのか、投球に奥行きが出ているのか、それが県内のライバルに勝利を収める鍵となりそうだ。

 木更津総合は県内ナンバーワンの投手陣に注目。全国レベルの速球派・根本 太一、根本よりも再現性が高い投球を見せる144キロ右腕・篠木 健太郎早川 隆久の1年時よりも球速・角度のある速球を投げ込む2年生左腕・吉鶴 翔瑛の3人は強力。練習試合では不調だった根本が大会までに復調の兆しを見せているかがチェックポイント。打線は高校日本代表の一次候補に選出された太田 翔梧を中心に野手全体が底上げできているか。

 初戦は千葉商市立柏の勝者と対戦するが、市立柏は強打者・浦邉 悠揮、俊足巧打の外野手・倉島 京佑などつなぎの野球で勝負。昨秋は習志野と接戦を演じたチームだけに怖い存在だ。

 また好左腕・齋藤 正貴擁する佐倉東海大浦安佐原の勝者と対戦。佐倉は齋藤以外の投手でも計算が立ち、守り勝てるチームとなってきた。東海大浦安は東海大で長く助監督を務め、2000年の東海大相模の選抜優勝メンバーだった瀬戸康彦監督が就任し、復活を目指している。

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習志野 【高校別データ】
成田 【高校別データ】
八千代松陰 【高校別データ】

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河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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