第893回 「令和最初」の地区王者目指し 坊っちゃんスタジアムが熱く燃える!2019年05月03日

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【目次】
[1]明徳義塾にも「新鋭1年生」登板か?
[2]高知・森木 大智のデビューは打者?投手?

 5月3日(金・祝)から例年通り3日間の日程で愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで開催される「第72回秋季四国地区高等学校野球大会」。

 今大会では5月2日の組み合わせ抽選会・開会式で忽那 浩大会会長(愛媛県高等学校野球連盟会長)が「令和迎えて最初の大会」とあいさつしたように、新元号最初の地区王者が決まると同時に、森木 大智高知1年)の公式戦デビューなどにも大きな注目が集まる。

 そこで、今回は最新情報を交え5月3日の1回戦カードを中心に大会を展望。皆さんもこれを読んで、坊っちゃんスタジアムに足を運び令和最初の四国大会を堪能して頂ければ幸いである。

明徳義塾にも「新鋭1年生」登板か?



代木 大和(明徳義塾)と河野 勇真(徳島北)

第1試合(8:30開始) 明徳義塾(高知1位・6年連続24回目)vs徳島北(徳島2位・初出場)

 春は高知県大会を制し復活への序章を築いた明徳義塾。だが、大黒柱的活躍を見せた左腕・林田 大成(3年)はけがにより今大会では最終登録でベンチ外。他にも旧チームからの主力・安田 隆(3年・捕手)はいまだ戦列復帰には程遠く、他にも主力選手の出場が危ぶまれる状況にある。

 ただ、ピンチはチャンス。代わって新鋭1年生の登場が期待できそうだ。最速138キロ左腕・代木 大和(183センチ83キロ・左投左打・川之江ボーイズ<愛媛>出身)は「練習試合でもまだ1安打も許していない」と馬淵 史郎監督も認めさせる好投で背番号「20」で追加登録枠を奪取。前日練習でも6人の投手陣のうち最も力のあるボールを投げていた。

 「序盤をどう抑えるかがかき」と徳島北・住吉 圭吾監督が分析する試合展開次第では、4月末・英明(香川)との練習試合で最速を142キロに塗り替えた徳島北・河野 勇真(2年・175センチ77キロ・右投右打・徳島藍住リトルシニア出身)との下級生対決も期待できそう。四国高校野球令和開幕戦は次世代への希望を示唆する試合になるかもしれない。



青山裕亮(四国学院大学香川西)と根本大蓮(松山聖陵)

第2試合(11:00開始) 松山聖陵(愛媛1位・4年連続5回目)vs四学大香川西(香川2位・8年ぶり4回目)

 松山聖陵はセンバツで先発登板した最速141キロ右腕・平安山 陽(2年)が右ひじの違和感により今大会の登録を直前で外れることに。中本 恭平監督は「根本(大蓮・3年主将・188センチ84キロ・右投右打・松山市立拓南中出身)を育てる大会」として、センバツ後の練習試合でコンバート、打順変更を重ねている打線との融合を求めている。

 一方、明徳義塾を決勝戦で破り四国発頂点に立った8年前以来の大会出場となる四学大香川西は「投手は青山(友亮・3年・175センチ70キロ・右投右打・京都ヤングベースボールクラブ<京都>出身)に粘り強く投げてもらって、野手陣がビッグイニングを作る」(高木 稔之監督)県大会の戦いをそのまま踏襲する構え。4月の練習試合では終盤まで互角の戦いを演じた両者、今回も熱戦が期待できそうだ。

【次のページ】 高知・森木 大智のデビューは打者?投手?

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四国発
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松山聖陵 【高校別データ】
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プロフィール

寺下友徳
寺下 友徳
  • 生年月日:1971年12月17日
  • 出身地:福井県生まれの東京都東村山市育ち
  • ■ 経歴
    國學院大學久我山高→亜細亜大。
    幼稚園、小学校では身長順で並ぶと常に一番後ろ。ただし、自他共に認める運動音痴から小学校入学時、早々に競技生活を断念。その後は大好きなスポーツに側面から関わることを志し、大学では応援指導部で4年間研鑽を積む。亜細亜大卒業後はファーストフード販売業に始まり、ビルメンテナンス営業からフリーターへと波乱万丈の人生を送っていたが、04年10月にサッカーを通じて知り合った編集者からのアドバイスをきっかけに晴れてフリーライター業に転進。07年2月からは埼玉県所沢市から愛媛県松山市へと居を移し、現在は四国地域を中心としたスポーツを追いかける日々を過ごす。
  • ■ 小学校2年時に福岡からやってきた西武ライオンズが野球と出会うきっかけ。小・中学校時代では暇さえあれば足を運んでいた西武球場で、高校では夏の西東京予選の応援で、そして大学では部活のフィールドだった神宮球場で様々な野球を体感。その経験が取材や原稿作成の際に「原体験」となって活きていることを今になってつくづく感じている。
  • ■ 執筆実績
    web上では『ベースボールドットコム』(高校野球ドットコム、社会人野球ドットコム、独立リーグドットコム)、書籍では『ホームラン』、『野球太郎』(いずれも廣済堂出版)、『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)など。『甲子園だけが高校野球ではない2』(監修・岩崎夏海、廣済堂出版)でも6話分の取材・文を担当した。

    さらに野球以外でもサッカーでは、デイリースポーツ四国3県(香川・高知・愛媛)版・毎週木曜不定期連載中の『スポーツライター寺下友徳・愛媛一丸奮闘記』をはじめ、「週刊サッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画社)、『サッカー批評』、web『スポーツナビ』など多数媒体での執筆実績あり。また、愛媛県を熱くするスポーツ雑誌『EPS(ehime photo sports)』でも取材協力を行っている。
  • ■ ブログ:『寺下友徳の「四国の国からこんにちは」』■twitterアカウント@t_terashita
    ■facebook: http://www.facebook.com/tomonori.terashita
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