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第887回 36校の精鋭が頂点を目指す!接戦続出が予想される春季茨城県大会の見どころ!【後編】2019年04月25日
【目次】
[1]藤代、霞ヶ浦、明秀日立が入った最激戦区!
[2]実力が拮抗したチームが多く集まる
第71回春季関東高等学校野球茨城県大会の組み合わせ抽選が19日行われた。県大会は4地区から地区予選を勝ち抜いた8チームずつ32チームと昨秋県大会の4強を合わせて36チームで行われる。
昨秋県大会の結果に基づき、優勝の常総学院が第1シード、準優勝の藤代が第2シード、常総学院に敗れた水城が第3シード、藤代に敗れた石岡一が第4シードとなった。
36校の精鋭が頂点を目指す!接戦続出が予想される春季茨城県大会の見どころ!【前編】
藤代、霞ヶ浦、明秀日立が入った最激戦区!

藤代エース・中山航
藤代ゾーンは強豪がひしめき激戦が予想される。今大会、初戦で最も注目のカードが霞ヶ浦vs明秀学園日立だ。秋に上位進出できずに辛酸をなめた両校が夏のシード権獲得をかけて1回戦で激突する。
霞ヶ浦は例年の打撃力よりも劣る一方で投手陣は福浦 太陽、鈴木 寛人ら下級生時から主戦を張るエースがおり盤石。打線は小柄ながら長打力がある天野 海斗が存在感を示す。
明秀学園日立は1番を打っていた垣入 武尊を怪我で欠くが、北野 凱士を中心に破壊力がある。その反面、絶対的エースが不在なので投手力の高い霞ヶ浦に分があるか。
藤代は粘って守り勝つ野球を体現している。秋に霞ヶ浦撃破の原動力となったエース右腕・中山 航の仕上がり次第だ。
水戸啓明は元プロ野球選手でコーチとして田中 将大を指導した紀藤真琴氏が今年1月から監督に就任し、采配に注目が集まる。反対の山は竜ヶ崎一が上がってきそうだ。試合を作る能力に優れる幸山 耀平を打ち崩すのは難しい。豪腕・早川 光(磯原郷英)の投げっぷりは爽快。この春に要チェックだ。
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