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第884回 浦和学院vs白岡など今年の埼玉はシード争いと関東大会出場争いが例年以上に熱い!2019年04月20日
【目次】
[1]浦和学院のブロックに強豪校が集結!
[2]花咲徳栄、聖望学園、東農大三が集まったブロックも見逃せない!
4月21日から開幕する春季埼玉県大会。今年の関東大会は埼玉開催のため、準決勝に進出した4チームが関東大会に出場できる。さて、今大会は強豪校同士のぶつかり合いが例年以上に多く、非常に厳しい戦いが予想される。そんな今大会の見所を紹介したい。
浦和学院のブロックに強豪校が集結!

エース・村田賢一(春日部共栄)
選抜出場の春日部共栄は川越初雁と対戦。春日部共栄は、センバツで投打とも不完全燃焼に終わった。エース・村田 賢一としてはこの大会ではオフで培ったきたものを出していきたいだろう。
初戦で対戦する川越初雁の注目はエースで4番で主将の齋藤眞之丞。最速137キロを誇る本格派右腕として、強豪相手にどんなピッチングを見せるのか、楽しみだ。
春日部共栄の同ブロックでは松山、栄北がいる。昨秋ベスト16で埼玉県の21世紀枠の推薦校となった松山は好左腕・吉田 健留は完成度が高く、簡単には点を与えないうまさがある。栄北は投打の中心・野口悠也、1番を努め、長打力がある嶋村知浩、好守備が光る遊撃手・武井直輝を中心にシード入りを狙う。
強打者・和田 康平などポテンシャルが高い選手をそろえる埼玉栄は県立浦和と対戦。
昨秋ベスト8の山村学園は秀明英光と対戦。140キロ近い速球を投げ込む左腕・和田 朋也をはじめ、ポテンシャルが高い強打者を多く揃えるチームで、関東大会を狙える力は十二分にある。
浦和学院は昨秋敗れた白岡と対戦。浦和学院は速球派右腕・美又 王寿が台頭。打線は強肩強打の捕手・畑 敦巳、巧打の遊撃手・中前 祐也を中心に畳みかける。対する白岡は昨秋、浦和学院を抑えた迫田 将矢は140キロ近い速球を投げ込む本格派右腕、迫田と2枚看板を組むサイドスロー・佐藤 英司、4番・松永 一洸などポテンシャルが高い選手が多い。激闘が期待できそうだ。
このブロックは熾烈で、昨秋ベスト4の立教新座、実力校・叡明など実力校が点在。シード争いも過熱しそうだ。
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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