第862回 智辯和歌山が登場!星稜vs習志野の勝負のポイントは?大会6日目の見所!2019年03月27日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

 第91回選抜高等学校大会6日目。第1試合を終えて、いよいよ2回戦に突入する。ベスト8に駒を進めるのはどのチームか。そんな3試合の見所を見ていきたい。



大会6日目を制するのは?

第1試合 熊本西vs智辯和歌山

 智辯和歌山は昨秋の練習試合を含めた38試合で13本塁打と強肩強打の捕手として評価を挙げつつある東妻 純平、今大会屈指の大型セカンド・黒川 史陽など強打者が並ぶ。今年も昨年同様、投手力に不安を抱えており、打ち勝つ野球となりそうだ。

 対する熊本西はエース・霜上 幸太郎が秋季大会で見せた粘り強いピッチングを発揮していきたい。打線では4番の堺佑太が鍵となりそうだ。

 試合は熊本西が打撃戦に持っていけるか。あっと言わせる戦いを期待したい。

第2試合 市立和歌山vs高松商

 いよいよここから2回戦。市立和歌山は開幕戦の硬さもあって、本来の打線が不発に終わったが、各選手のスイングは鋭く、しっかりときっかけをつかめば爆発する可能性はある。強打の1番・山野 雄也、3番・緒方 隆之介が打線のキーマン。サヨナラ打を打った片上柊也のように日替わりヒーローが打てると心強い。

 一方、高松商は初戦同様、じわじわと追い詰める戦いを見せたい。1番・飛倉 爽汰、対応力の高さを見せている4番・立岩 知樹だけではなく、3安打の大塚 慶汰、4安打の新居 龍聖と打線が好調。打つ形もよく、引き続き安定した打撃フォームで相手エース・岩本 真之介を追い詰めたい。初戦で13奪三振完封の香川 卓摩は右打者へのクロスファイヤーの制球力、外角に逃げる変化球がキーとなる。

 初戦を見る限り、攻撃力、守備力、野球のきめ細かさが長けた高松商が有利か。市立和歌山は強烈な長打を見せ、香川のペースを崩したい。

第3試合 星稜vs習志野

 星稜奥川 恭伸が先発となれば、初戦同様、快投が期待される。習志野は出塁と同時に一気に畳みかけるチーム。奥川は試合の流れを読んで、三振を狙うべきか、打たせて取るべきか。それを実現できるクレバーな投手なので、それを期待したところ。守備陣は習志野吹奏楽部の「美爆音」に負けず、いつも通りの守備ができるか。これまでの全国舞台の経験をしっかりと活かしたい。打線は主将で正捕手の山瀬 慎之助の調子が上がっているのは朗報。左投手に強い内山 壮真もキーマンとなる。

 習志野打線は秋よりも打線の力強さは増しているが、秋季大会から懸念材料となっていた速球派投手への対応力が課題。習志野にとって未知の領域となる投手の対戦なので、相当苦しむはず。そこで一瞬の突きをつく走塁などを見せていきたい。

 投手陣では山内 翔太飯塚 脩人の2人は星稜打線の弱点をつける投球ができるか。山内は球数を重ねてからの球威不足、飯塚は単調な投球が課題で、試合の流れを読んだ継投策も問われそうだ。

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第1003回 春の香川は最速147キロ右腕・内田 悠太擁する大手前高松、小倉全由の教えを注がれた丸亀城西らに注目!【前編】【大会展望・総括コラム】
第1003回 春の香川頂点と広陵挑戦、そして夏のシード権獲得へ!春季香川県大会を徹底解説!【後編】【大会展望・総括コラム】
第1014回 各選手の思考力の高さが結果として現れる 星稜高校(石川)【後編】【野球部訪問】
第1013回 代が変わっても強さを維持する星稜のチームマネジメントに迫る!【前編】【野球部訪問】
第1105回 進学志望から一転。明石商の名捕手・水上桂(東北楽天)の野球人生を変えた日本代表の経験【後編】 【2020年インタビュー】
第1105回 明石商を二季連続甲子園ベスト4に導いた水上桂が名捕手になるまで【前編】 【2020年インタビュー】
第4回 山陰をリードしてきた伝統校である鳥取西と米子東が高校野球史を語る上で欠かせない理由【公立校特集】
滋賀選抜vs龍谷大【2019年 練習試合(交流試合)・秋】
兵庫県選抜vs関西国際大【2019年 練習試合(交流試合)・秋】
大手前高松vs星稜【2019年 練習試合(交流試合)・秋】
明徳義塾vs星稜【2019年 第五十回記念 明治神宮野球大会】
第1079回 赤坂諒(上野学園) 理想は勝てる投手。次なるステージで再び革命を起こす【後編】 【2019年インタビュー】
智辯学園vs智辯和歌山【2019年秋の大会 令和元年度 秋季近畿地区高等学校野球大会】
第1072回 激戦区・大阪府予選がターニングポイントに 甲子園決勝では緊張より楽しかった 岩崎峻典(履正社)【後編】 【2019年インタビュー】
第1071回 夏の甲子園初優勝へと導いた岩崎峻典投手(履正社)が急成長した理由とは【前編】 【2019年インタビュー】
熊本西 【高校別データ】
星稜 【高校別データ】
高松商 【高校別データ】
智辯和歌山 【高校別データ】
習志野 【高校別データ】
市立和歌山 【高校別データ】
市立和歌山商 【高校別データ】
コメント (1)
習高おめでとう!!!2019.03.28 さち
まさか星稜を倒すとは思いませんでした。
習高らしい試合でした。
美爆音の吹奏楽部の力も大きいと思います。
市立和歌山戦も頑張ってください!

コメントを投稿する

プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム