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第854回 狙え!「坊っちゃんスタジアムで黄金週間(ゴールデン・ウィーク)」春季愛媛県大会の見どころ!2019年03月21日
【目次】
[1]今治西と小松、早くも激突か?
[2]南予地区の「特別な一戦」
3月21日(木・祝)に東予地区予選は21校20チーム(連合は西条農・今治北大三島)、中予地区予選は19校18チーム(連合は上浮穴・済美平成)、南予地区予選は16校13チーム(連合は津島・南宇和・三間・三瓶)が参加し同時開幕。
3日間の同予選で東予6・中予6・南予4の16チームに絞られ、3月30日(土)・31日(日)・4月2日(火)・3日(水)の4日間で頂点を決める「2019年度春季四国地区高等学校野球愛媛県大会」。
今回は3月2日(土)の組み合わせ抽選会の結果を反映し、7月開催予定の第101回全国高等学校野球選手権愛媛大会への流れを含め、地区予選別に大会を展望していきたい。
今治西と小松、早くも激突か?

村上 滉典(今治西)
今大会の優勝校は、センバツ出場・松山聖陵との代表校順位決定戦を経て5月3日(金・祝)から3日間、地元・愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで行われる「第72回春季四国地区高等学校野球大会」に出場すると同時に、春季四国大会までの県大会・四国大会・センバツの勝利ポイント合計で決まる「第101回全国高等学校野球選手権愛媛大会」のシード4校決定にも大きな影響を与える。
ちなみに現在のポイント順位はセンバツ出場で6ポイントが付与され13.5ポイント(0.5ポイントは秋季大会3位決定戦の勝利によるもの)の松山聖陵を筆頭に6ポイントの帝京第五、5ポイントの聖カタリナ学園、4ポイントの今治西が追う展開。すでに松山聖陵の第4シード以上が確定しているため、残る3枠を56校(51チーム)が争う形となった。
まず東予地区から情勢を追ってみると、注目は小松と土居の勝者が今治西と対戦するAブロックが注目。今治西は最速140キロ左腕&50メートル走5秒8の村上 滉典(3年・左投左打・171センチ63キロ・西条市立東予東中出身)と澤田 和希(3年・右投右打・176センチ73キロ・南国ヤングマリナーズ出身)の左右両輪の踏ん張りがキーだ。
また、Dブロックの西条は、最速140キロ右腕・真鍋 魁(3年・右投右打・176センチ66キロ・西条市立西条北中)の状態が上がらないのが心配事。丹原、新居浜東の勝者という決して簡単ではない相手にいかなる戦いを志向するか注目したい。また、川之江対三島が初戦で当たるEブロックも混戦模様である。

- 寺下 友徳
- 生年月日:1971年12月17日
- 出身地:福井県生まれの東京都東村山市育ち
- ■ 経歴
國學院大學久我山高→亜細亜大。
幼稚園、小学校では身長順で並ぶと常に一番後ろ。ただし、自他共に認める運動音痴から小学校入学時、早々に競技生活を断念。その後は大好きなスポーツに側面から関わることを志し、大学では応援指導部で4年間研鑽を積む。亜細亜大卒業後はファーストフード販売業に始まり、ビルメンテナンス営業からフリーターへと波乱万丈の人生を送っていたが、04年10月にサッカーを通じて知り合った編集者からのアドバイスをきっかけに晴れてフリーライター業に転進。07年2月からは埼玉県所沢市から愛媛県松山市へと居を移し、現在は四国地域を中心としたスポーツを追いかける日々を過ごす。 - ■ 小学校2年時に福岡からやってきた西武ライオンズが野球と出会うきっかけ。小・中学校時代では暇さえあれば足を運んでいた西武球場で、高校では夏の西東京予選の応援で、そして大学では部活のフィールドだった神宮球場で様々な野球を体感。その経験が取材や原稿作成の際に「原体験」となって活きていることを今になってつくづく感じている。
- ■ 執筆実績
web上では『ベースボールドットコム』(高校野球ドットコム、社会人野球ドットコム、独立リーグドットコム)、書籍では『ホームラン』、『野球太郎』(いずれも廣済堂出版)、『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)など。『甲子園だけが高校野球ではない2』(監修・岩崎夏海、廣済堂出版)でも6話分の取材・文を担当した。
さらに野球以外でもサッカーでは、デイリースポーツ四国3県(香川・高知・愛媛)版・毎週木曜不定期連載中の『スポーツライター寺下友徳・愛媛一丸奮闘記』をはじめ、「週刊サッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画社)、『サッカー批評』、web『スポーツナビ』など多数媒体での執筆実績あり。また、愛媛県を熱くするスポーツ雑誌『EPS(ehime photo sports)』でも取材協力を行っている。 - ■ ブログ:『寺下友徳の「四国の国からこんにちは」』■twitterアカウント@t_terashita
■facebook: http://www.facebook.com/tomonori.terashita
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