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第851回 龍谷大平安と福知山成美の2校が選抜出場で活気溢れる春季京都大会を徹底分析!!2019年03月13日
【目次】
[1]Aゾーンは強豪ひしめく激戦区
[2]各ブロックも注目所が満載
センバツに龍谷大平安と福知山成美の出場が決まり、活気に溢れている京都府の高校野球。2校以外にも実力校が揃う春の京都大会1次戦を展望していきたい。
春の京都大会は1次戦と2次戦に分けて行われる。センバツに出場する龍谷大平安と福知山成美は1次戦を免除。この2校に加えて1次戦を突破した14校の計16校で2次戦を戦い、2次戦の初戦を突破した8校が夏のシード権を手にすることができる。
Aゾーンは強豪ひしめく激戦区

立命館宇治の本格派右腕・森井舜也(3年)
4月13日にスタートする1次戦は4~6校のトーナメント戦。それぞれのゾーンを勝ち上がったチームが5月3日からの2次戦に進出する。
最激戦区となりそうなのがAゾーン。秋準優勝の京都国際、同8強の京都翔英など強豪校が一気に固まった。
京都国際は生駒 拓也(3年)、酒井 海央(3年)の両投手に安定感がある。野手にも攻守でレベルの高いプレーを見せる上野 響平(3年)や打撃センスのある早 真之介(2年)など好素材が揃っており、総合力ではセンバツ出場の2校にも見劣りしない。
京都翔英はエースの遠藤 慎也が府内屈指の好投手として名前が挙がり、最速145㎞のストレートを武器に相手打者をねじ伏せる。山本 仁(3年)、鈴木遼(3年)らを中心に打線が奮起すれば頂点も見えてくるはずだ。
連合チームながら秋は2次戦に進出した朱雀、農芸、南陽、京教大附連合にも注目したい。
1次戦での最注目カードはFゾーンの立命館宇治と塔南だ。府内で上位の実力を持つ両校が初戦で激突。立命館宇治の本格派右腕・森井 舜也(3年)と塔南の技巧派左腕・北﨑響生(3年)の投げ合いは見ものだ。両チームとも昨年からの経験者が多く、野手のレベルも高い。この対決を勝ち上がった方が2次戦に進む可能性が高そうだ。
では、ここからは各ブロックごとに展望を加えていこう。
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