第817回 平成最後の神宮大会を総括 出場10チームの収穫と課題とは2018年11月15日

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【目次】
[1]札幌大谷は優勝をプラスに変えることができるか?
[2]星稜は前評判通りの力を発揮 今後の課題・投手起用を考える
[3]残り8チームの課題と今後について


トーナメント表

平成最後の神宮大会となった第49回明治神宮大会は、札幌大谷の優勝で幕が閉じた。そんな今大会を総括したい。

札幌大谷は優勝をプラスに変えることができるか?



優勝を決めた札幌大谷ナイン

 今年の札幌大谷は一戦ごとに力をつけていった。まず初戦は近畿王者の龍谷大平安。1回裏に相手のミスをつけこんで5点を先制して、そのまま逃げ切って初戦突破を決めると、準々決勝の国士舘戦、準決勝の筑陽学園戦では16安打を放ち、さらに先発の太田 流星が8回まで無安打のピッチング。9回に途切れ、2失点完投勝利。そして決勝でも優勝候補・星稜相手にも、接戦の勝負を持ち込み、7回裏、1番北本 壮一朗(2年)が逆転打を放ち、そしてエース・西原 健太が1安打1失点完投勝利。ミスが多かった龍谷大平安戦と比べて見違えるような試合内容だった。



札幌大谷のエース・西原健太

 船尾監督は優勝直後のインタビューで「信じられない」と話すように、想像以上の結果だっただろう。これが自信となるのか、驕りが出てしまうのかはこれからの取り組み次第。確かに西原、太田を中心とした投手の駒は豊富で、打線も北本、センター・石鳥を中心とした打線も強力であることが分かった。

 札幌大谷はこれをピークをせず、この成功体験を機に、レベルアップができるか。選抜はもちろん、札幌地区にも強力なライバルが多い。それでも寄せ付けない強さを身に付けることを期待したい。

【次のページ】 星稜は前評判通りの力を発揮 今後の課題・投手起用を考える

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太田 流星(札幌大谷) 【選手名鑑】
奥川 恭伸(星稜) 【選手名鑑】
西原 健太(札幌大谷) 【選手名鑑】
国士舘 【高校別データ】
札幌大谷 【高校別データ】
星稜 【高校別データ】
高松商 【高校別データ】
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プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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