第777回 平成最後の神宮大会を沸かせる逸材たち2018年11月09日

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 11月9日から開催される明治維新百五十年記念 第四十九回 明治神宮野球大会。高校の部に出場する10校はタレント揃いである。
 そんな10校の注目の逸材を紹介したい。

注目の逸材



注目の逸材たち

 初日の第1試合に行われる八戸学院光星vs東邦の一戦。この一戦といえば、2016年の夏の甲子園で大逆転した試合を思い出す方が多いだろう。それ以来の対戦となる。今、この試合を経験していた選手はいないとはいえ、意識するカードではある。また、両チームの主将がドラフト候補である。まず八戸学院光星武岡 龍世は動作に鋭さが光る遊撃守備、力のある打撃と攻守で優れたショートストップ。東北大会決勝でも本塁打を放っており、この東北大会の打撃を発揮することができるか。

 東邦石川 昂弥に注目。東海大会では打率.636、1本塁打、5打点の大活躍。東海大会終えて高校通算35本塁打を放っており、今大会に登場する右のスラッガーではナンバーワンの逸材だろう。また背番号1で東海大会2試合に登板している。投打ともに活躍に期待がかかり、来年のU-18代表候補の二刀流枠としても注目しておきたい存在だ。また、植田 結喜は130キロ後半の速球を投げ込む本格派左腕、熊田 任洋は172センチの小柄ながら本塁打を量産する強打の遊撃手、打球反応が良い遊撃守備にも注目だ。

 札幌大谷は4番でエースの西原 健太に注目。恵まれた体格から投げ込む速球、長打力は素晴らしい逸材だが、まだ持っている力を発揮できていない。今大会で大活躍を見せ、評価を高めることができるのか?

 対する龍谷大平安は逸材がそろう。130キロ後半の速球を投げ込む野澤 秀伍。打率.563、1本塁打、5打点の水谷 祥平、東京ヤクルトの奥村 展征の弟・奥村 真大は準々決勝の市立和歌山戦ではサヨナラ安打、準決勝の履正社戦でも3ランと、ここぞという場面の勝負強さは兄譲り。面構えもよく、まさにスター性がある逸材。神宮を沸かせる活躍を見せたい。

 そして優勝候補・星稜が2日目に登場する。なんといってもエースの奥川 恭伸だ。北信越大会で10者連続三振、さらに準決勝では150キロ。また、北信越大会の成績を見ると、決勝戦の2失点は自責点0だったので、33イニングで防御率0.00、41奪三振、与四球は1。投手の制球力を示すK/BBでは41.00と、驚異的な成績を残した。U18代表に選ばれながらも、大学代表戦では調整の関係上、登板がなかった。ようやく初めて踏む神宮の舞台でどんなピッチングを見せるのか。

 甲子園を経験している1年生ショート・内山 壮真、巧打のセンター・東海林 航介、強打の捕手・山瀬 慎之助にも注目が集まる。対する広陵は144キロ右腕・河野 佳石原 勇輝森 勝哉の両左腕、1年生ながら切れの良い動きが光る巧打の二塁手・宗山 塁、粘り打ちと軽快なフィールディングが光るショートストップ・中冨 宏紀とレベルが高い選手がそろっている。

 桐蔭学園はショートの森 敬斗に注目だ。175センチ68キロと細身の体系ながら、そうとは思えないぐらいパワフルな打撃と力強いプレーを見せる。関東大会では3本塁打を記録したように、鋭い体の回転を生かした打撃、守備では高い捕球技術から送球体制に入り、ダイレクトスローできる強肩が魅力だ。対する筑陽学園は144キロ右腕・西舘 昂汰も初の全国デビューで躍動する。

 3日目に登場する国士舘は1年生2人に注目。重心を深く沈めた打撃フォームから力強い打球を飛ばす黒澤 孟朗、182センチの大型ショート・鎌田 州真は打率.529を記録。1年生コンビが神宮大会でも躍動するのか。

 3年ぶりの神宮大会出場となった高松商香川 卓摩に注目。165センチだが、最速140キロのストレートは切れがあり、精度の高い変化球を武器に、四国大会3試合で防御率2.25の好投を見せた好左腕だ。

文=河嶋 宗一

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東邦大東邦 【高校別データ】
八戸学院光星 【高校別データ】

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河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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