第810回 日大三の初戦敗退から始まり国士舘の優勝で幕を閉じた秋季東京都大会を総括!2018年11月08日

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危機意識から優勝した国士舘



優勝の国士舘

 東海大菅生を破って優勝したのは、国士舘だった。石井 崚太ら投手陣が充実した夏のメンバーが大幅に入れ替わり、新チーム結成当初、永田昌弘監督は、「国士舘史上最低のチーム」と酷評していた。

 最初はギクシャクした時期もあったが、「このままではいけない」という危機意識から、チームがまとまった。
 試合ごとにヒーローが変わり、1番の黒川麟太郎、3番・冨田 洋佑、4番・黒澤 孟朗から下位の鎌田 州真に至るまで、どこからでも点を取れるのが強みだ。

 投手も白須 仁久石橋 大心山崎 晟弥が、継投になることを前提に、それぞれの役割を果たした。

 秋季都大会は1次予選を含めると約2カ月の長丁場だ。開幕前に強かったチームより、大会を通じて強くなっていった方が勝ち進むことが多い。国士舘は間違いなく強くなったチームだ。国士舘のセンバツ出場は確定。東海大菅生も微妙な立場にあるが、全国レベルの力があるだけに、センバツでの活躍を是非観たい。

 秋季大会は、チーム結成間もないということもあり、バント処理などにミスが目立った。勝ち進むためには、基本がしっかりしていることが重要だ。そのうえでプラスαの何があるかが、上位に進んでからの勝敗を分ける。

 日大三は1回戦で敗れたため、春はノーシードからの戦いになる。日大鶴ヶ丘は1次予選から戦うことになる。U17東京代表に選ばれた山崎 主真のいる都立日野も1次予選から出場だ。101回目の夏に向けての厳しい戦いは既に始まっている。

文=大島 裕史

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