第809回 近畿6枠はどうなる?龍谷大平安の優勝で幕を閉じた秋季近畿大会を総括!2018年11月07日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]大熱戦が続いた秋の近畿大会を振り返る
[2]選抜への出場権争いは混戦模様

大熱戦が続いた秋の近畿大会を振り返る


優勝を決めた龍谷大平安

 好カード、好ゲームが続いた平成30年度秋季近畿大会は龍谷大平安の優勝で幕を閉じた。

 龍谷大平安は準決勝の履正社戦以外は全て1点差ゲームと接戦での強さが際立った。それを象徴する試合だったのが決勝の明石商戦だろう。スコアレスで延長12回までもつれた熱戦は表に1点を先制されるも、その裏に二死満塁から多田 龍平(2年)の逆転打でサヨナラ勝ちを収めた。

 勝負強いチームにおいて特に勝負強さが際立ったのが主将で4番の水谷 祥平(2年)と5番の奥村 真大(1年)だ。水谷は16打数9安打1本塁打5打点と大当たり。奥村は準々決勝の市立和歌山戦でサヨナラ打を放った。

 投手陣は1回戦の天理戦で豊田 祐輔(2年)が9回途中3失点と試合を作ると、準々決勝以降は野澤 秀伍(2年)が25回2/3を投げて自責点1という圧巻の投球を見せた。今後も両左腕で切磋琢磨してほしい。

 準優勝の明石商は準々決勝、準決勝を完封勝利で飾るなど投手力の高さが際立った。最速145㎞のストレートを投げる中森 俊介(1年)とキレのあるスライダーを投げる宮口 大輝(2年)の2投手が強豪校の打線を苦しめた。

 打線では1番の来田 涼斗(1年)が準決勝の智辯和歌山戦で3安打1本塁打を放つなど、1年夏から甲子園の土を踏んだ実力を見せつけた。

 大阪大会を制した履正社はエースの清水 大成(2年)が準々決勝の福知山成美戦で完封勝利を飾り、大会屈指の好投手として存在感を示した。

 打線は1回戦と準々決勝の2試合で16得点を奪ったが、準決勝の龍谷大平安戦では完封負けを喫した。個々の能力は高いだけに好投手とぶつかった時の対応力が課題となるだろう。

 智辯和歌山は準々決勝でこれまで敗れ続けた大阪桐蔭にリベンジし、4強まで勝ち進んだ。主将の黒川 史陽(2年)を筆頭に昨年からの主力が好守でチームを引っ張った。投手陣が力をつけていけば甲子園でも上位に進出できる力はあるだろう。

【次のページ】 選抜への出場権争いは混戦模様

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第89回 村上 宗隆(東京ヤクルトスワローズ)高卒2年目・日本人最多本塁打達成!【高校野球コラム】
第90回 決勝ではU-18代表の林優樹と投げ合い!プロ注目・吉田力聖(光泉)の魅力【高校野球コラム】
第54回 U18大会では切り札的な活躍を見せている背番号「11」を背負った歴代の好投手たち【2019年 第29回 WBSC U-18 ワールドカップ】
第53回 背番号「18」をつけた歴代のU18投手たち!その後の成績はいかに?【2019年 第29回 WBSC U-18 ワールドカップ】
第226回 高卒選手に最もチャレンジしているのはヤクルト・楽天?!過去10年の高卒1位競合選手から見るドラフト【ドラフト特集コラム】
第1050回 甲子園・W杯合わせて10勝。水上桂(明石商)は大舞台で勝てる捕手として邁進中! 【2019年インタビュー】
市立和歌山vs桐蔭【和歌山県 2019年秋季大会 和歌山県下高校野球  新人戦】
履正社vs星稜【第101回全国高等学校野球選手権大会】
履正社vs明石商【第101回全国高等学校野球選手権大会】
履正社vs関東一【第101回全国高等学校野球選手権大会】
明石商vs八戸学院光星【第101回全国高等学校野球選手権大会】
第1011回 不屈の闘志を胸に 西谷野球の体現者、中川卓也(大阪桐蔭-早大)という男【後編】 【2019年インタビュー】
第1010回 中川卓也(早稲田大)が今、振り返る濃密な1年間 「我が強い」チームとの向き合い方【前編】 【2019年インタビュー】
第991回 周りの人に恵まれた天才型ショート・土田龍空(近江) 誰にも負けない活躍を見せる!【後編】 【2019年インタビュー】
第987回 土田龍空(近江)「誰もが絶賛する遊撃守備はいかにして形付けられたのか?」【前編】 【2019年インタビュー】
明石商 【高校別データ】
近江 【高校別データ】
近江兄弟社 【高校別データ】
大阪桐蔭 【高校別データ】
橿原 【高校別データ】
京都国際 【高校別データ】
智辯和歌山 【高校別データ】
天理 【高校別データ】
福知山成美 【高校別データ】
報徳学園 【高校別データ】
履正社 【高校別データ】
龍谷大平安 【高校別データ】
市立和歌山 【高校別データ】
市立和歌山商 【高校別データ】

コメントを投稿する

コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム