目次

[1]いきなり好カード実現の20日の見どころ!
[2]常総学院登場の大会2日目
[3]優勝候補・横浜、東海大甲府の注目ポイントは?

 いよいよ選抜をかけた秋の関東大会が20日に開幕する。今年は1会場での開催となり、まず20日~23日にかけて準々決勝までが行われ、27日に準決勝、28日に決勝戦が行われる。今大会の特徴的なのは22日に初戦を迎える学校以外、必ず中1日を置いて練習をすることだ。

 例年の関東大会にありがちな、日曜日初戦、決勝まで進むと4日連続で試合というパターンがなくなった。球児の健康を守る意味でも、今回の開催パターンは続けてほしいものである。さて、今回登場する15校の注目選手を日程別で紹介していきたい。

いきなり好カード実現の20日の見どころ!


20日 第1試合(10:30) 前橋育英(群馬1位)vs作新学院(栃木2位)
 二季連続の甲子園出場を狙う前橋育英。攻守の安定感はチームがかわっても健在。その安定感はエース・梶塚 彪雅、捕手・須永 武志が生み出している。梶塚はザ・前橋育英のエースと呼べる総合力が高い投手で、高い制球力、緩急が利いたピッチング、巧みなフィールディング、テンポの良いピッチングは隙がない。須永もキャッチング、リードもよく、さらに打撃も8番打者ながらパワフル。また、夏の経験者で、巧打のセカンド・剣持 京右、強打の三塁手・森脇 真聡、俊足でパンチ力のある丸山 大河とタレント揃い。2年ぶりの選抜出場へ、最低ラインの4強入りを目指す。

 対する作新学院は守備力で勝負。右の林 勇成、左の小野寺 颯太の投手陣が中心。打線では遊撃手・石井 巧、1年生・横山 陽樹の甲子園メンバーがいるが、まだ打線となっておらず、投手陣の出来がカギとなりそうだ。

20日 第2試合(13:00) 中央学院(千葉1位)vs山梨学院(山梨2位)
 中央学院はエース・畔柳 舜は135キロ前後の速球、スライダーを駆使する右の好投手。ただ突出した武器があるわけではなく被安打が多い。それでも粘り強く投げ込んで勝ち進んだが、関東大会では別人のような投球を見せるか。ただ打線の迫力は二季連続で甲子園出場した前チーム以上。1番・青木 優吾、主将・長沼 航、4番で強打の捕手・和田 将幸、対応力の高さが光る6番加藤 公翔、7番打者ながら逆方向にも長打が打てて勝負強さが光る高鹿 隼人などタレント揃い。県大会で見せた終盤での粘り強さを発揮することができるか。

 対する山梨学院は、大会前に横浜高野球部元部長の小倉清一郎氏を招へいし、指導を受けてきた。苦戦を制した今年のチームは突出したタレントはいないが、1年生捕手・栗田 勇雅や、甲子園で本塁打を放ち、県大会準々決勝で2打席連続本塁打を放った野村 健太が中心。また投手陣では継投策で逃げ切りを図る。投打の力を一致団結をして選抜をつかみたい。