第777回 世界大会出場がかかった中国戦。戦いのポイントを解説2018年09月10日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

代表メンバー18名はコチラ!

選手たちの成長も見据えた一戦に



張文韜(左)と桑洋(右)

 中国は中1日置いたことで、全員の投手が使えるようになった。後がないとみて、チャイニーズタイペイ戦で好投を見せた桑洋の先発が予想される。桑洋は120キロ後半の速球、スライダー。カーブを集める技巧派左腕で打ちにくさを感じる投手だが、これまでの投手に比べれば合わせやすい。日本は桑洋を徹底警戒。小園海斗(報徳学園)は「ビデオを見ましたし、配球の傾向は変わった。そこを狙い、逆方向に打ち返す打撃を見せていきたい」と意気込んだ。左打者が多い日本打線はどう攻略していくのか、注目だ。

 また130キロ後半の速球を投げる伊健、右サイドの李富龍は130キロ前後の速球を投げる投手だ。

 打線では1番ショートの張文韜は守備力が高く、ミートセンスが優れた好打者。4番・寇永康も広角に打ち分ける打撃技術が光る選手だ。

 チャイニーズタイペイ、韓国の投手陣から1点も奪えなかった。この2か国と比べると怖いチームではない。

 日本は負ければ世界大会に進めない事態となる。永田監督は「やるしかないです。何が何でも勝つ、泥臭く野球をやるだけです」
 とはいえ、勝ちに固執すぎず、絶対に負けられない緊張感の中で、これまで登板がない投手を起用したほうが選手の経験にもなる。

 来年の世界大会の出場権を獲得するだけではなく、18人の選手たちが今後の野球人生につながる試合になることを期待したい。

(文=河嶋 宗一

U18代表特設サイト!試合や合宿情報など掲載中!

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第785回 怪物・キム・デハン、台湾の大谷翔平・李晨薰など宮崎で躍動したアジアの逸材たち【大会展望・総括コラム】
第781回 2019年はリベンジへ。アジア大会で出た課題を検証「特定の投手に固執した投手起用、そして需要高まる二刀流」【大会展望・総括コラム】
第780回 2019年はリベンジへ。アジア大会で出た課題を検証「選考基準を再考する」【大会展望・総括コラム】
第779回 2019年はリベンジへ。アジア大会で出た課題を検証 「木製バット問題はどう解消するべきか?」【大会展望・総括コラム】
第13回 明徳義塾・市川 悠太「侍ジャパンU-18代表」で学んだこと【四国発】
日本vs中国【2018年 第12回 BFA U18アジア選手権】
日本vsチャイニーズタイペイ【2018年 第12回 BFA U18アジア選手権】
中国vs韓国【2018年 第12回 BFA U18アジア選手権】
第758回 冷静な自己分析能力とメンタルコントロール 藤原恭大(大阪桐蔭)の真価が見られるのはこれからだ! 【2018年インタビュー】
チャイニーズタイペイvs中国【2018年 第12回 BFA U18アジア選手権】
第757回 何もかも大谷翔平。渡邉勇太朗(浦和学院)が持つ独特の感性 【2018年インタビュー】
第756回 復活傾向の市川悠太(明徳義塾)自身の野球人生をかけ、強気勝負で駆け上がる 【2018年インタビュー】
第755回 2つの顔を持つ蛭間拓哉(浦和学院)4スタンス理論で打撃開花 【2018年インタビュー】
第753回 打倒・韓国!日本一のショート・小園海斗(報徳学園)がかける今大会への想い 【2018年インタビュー】
侍ジャパンU18代表vs宮崎県選抜【2018年 第12回 BFA U18アジア選手権】

コメントを投稿する

プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム