第745回 【2日目見所】16年覇者・作新学院、選抜覇者・大阪桐蔭が対戦!北海道勢は2校が登場!2018年08月06日

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柿木蓮(大阪桐蔭)

 8月6日、第100回全国高等学校野球選手権記念大会2日目。大阪桐蔭、旭川大高、北照の北海道勢2校が登場する。2日目4試合の見どころを紹介したい。

第1試合 高知商(高知)vs山梨学院(山梨)

 山梨学院は146キロ左腕・垣越 建伸に注目。山梨大会では速球、変化球のコンビネーションが抜群だった。山梨大会でも引き続き自分の実力を発揮していきたい。また打線では1年生ながら正捕手となった栗田 勇雅、打率.611を記録した中尾 勇介など打力が高い選手は持ち味を発揮することができるか。

 高知商は、高大会決勝で明徳義塾の149キロ右腕・市川 悠太から10得点を挙げた攻撃力が魅力。「フルミート練習」によって培われた打撃によって140キロ以上のストレートも捉える打撃は脅威である。高校通算17本塁打を誇る近澤 孝祐、4番・藤高 祐一郎などだけではなく、高打率の選手が下位に控えており、チーム打率.391を記録した打撃を見せていきたい。エース・北代 真二郎は明徳義塾戦で見せた粘り腰のピッチングを甲子園でも披露し、流れを持っていきたいところ。

 山梨学院は序盤から仕掛けて、試合を優位に持っていきたいところ。高知商は序盤は持ちこたえ、後半勝負に持っていきたい。

第2試合 大阪桐蔭(北大阪)vs作新学院(栃木)

 大阪桐蔭はまず1点。1点を取ってから、自分の流れに持ち込み自分たちの実力を発揮していきたい。エース・柿木 蓮、根尾 昂は相手の狙いを外すリードを見せていきたい。

 一方、作新学院はある程度の失点は覚悟。まずはあっと言わせる攻撃は見せたい。そのためには、先制攻撃ができるか。できれば、先攻が取れれば理想だ。投手陣では本格派の高山 陽成、右の技巧派・林 勇成大阪桐蔭打線を抑えていきたい。打線は強打の2番・篠田 大輔、3番・齋藤 陸人、4番磯 一輝と上位打線に強打者が並ぶ。その3人が大阪桐蔭投手陣を攻略できるか。

 作新学院には全国の高校野球ファンをあっと言わせる戦いを期待したい。

第3試合 沖学園(南福岡)vs北照(南北海道)

 投手力が高い沖学園と強打が自慢の北照の対決。沖学園は激戦区の南福岡大会では西日本短大附東福岡福岡大大濠九産大九州と強豪を打ち破ってきた初の甲子園。出場の原動力となったのは、変化球が巧みな右腕・斉藤 礼、最速146キロ右腕・石橋 幹の2枚看板。まずは2人が自分の実力を発揮していきたい。対する北照は小樽地区大会を含む南北海道7試合で5本塁打を放った岡崎翔太がキーマン。また岡崎の前後を固める3番・掛谷 和紀、5番・中山 竜之介も長打力がある。変則派・原田 桂吾でしのでいきたい。 試合のカギを握るのは北照沖学園の投手陣。打撃戦になるか、ロースコアの接戦になるかは試合序盤の内容にかかっているのではないだろうか。

第4試合 旭川大高(北北海道)vs佐久長聖(長野)

 旭川大高はプロ注目の146キロ右腕・沼田 翔平が注目されるが、左腕・楠茂 将太、右腕・青木 亮樹、センターの平沢 永遠は140キロを超える速球を投げ込む140キロカルテットが最大のウリだ。しかもこの4人、北北海道大会では投球回以上の奪三振を記録している。打線は2本塁打を記録している持丸 泰輝など長打力のある選手が並び、ここぞとばかりに畳みかける集中打は怖いものがある。

 佐久長聖は長野大会チーム打率.399をマークした打撃力が持ち味。打率5割の真鍋龍平、2本塁打、打率.476、2本塁打を記録した西藤 慶人を中心に高打率の選手が並ぶ。しかも三振が全体で3つしかないミート力の高さも見逃せない。

 沼田をはじめとした旭川大高投手陣が持ち味を発揮し、佐久長聖打線を封じるのか。それとも両チームが持ち味を発揮し、打撃戦となるのか、注目したい。

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旭川大高 【高校別データ】
大阪桐蔭 【高校別データ】
沖学園 【高校別データ】
高知商 【高校別データ】
作新学院 【高校別データ】
佐久長聖 【高校別データ】
北照 【高校別データ】
山梨学院 【高校別データ】

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河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
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