第741回 ミレニアム世代の有力野手が一挙集結!大会を沸かせるバッターたち2018年08月05日

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【目次】
[1]ドラフト候補として注目したい野手たち
[2]爆発力はドラフト候補性に負けない!ブレイク候補の野手たち

 第100回記念大会はミレニアム世代が最終学年を迎える記念すべき大会だが、全国各地のミレニアム世代の精鋭野手が集った大会で、これほどドラフト候補というべき野手が集った大会も久しぶりといえるかもしれない。そんなブレイクが期待できる逸材を紹介したい。

ドラフト候補として注目したい野手たち



今大会注目の野手陣

藤原 恭大大阪桐蔭
根尾 昂大阪桐蔭
小園 海斗報徳学園
蛭間 拓哉浦和学院
野村 佑希花咲徳栄
万波 中正横浜
山田 健太大阪桐蔭
大谷 拓海中央学院
林 晃汰智辯和歌山
松井 義弥折尾愛真
 藤原はケガから復帰した近畿大会・明石商戦で5打数5安打。この時から藤原は膝が治ったということもあり、下半身に粘りが出てきた。それによって膝の割れができて、低めへの対応力が強くなったのが成長点といえる。走塁、守備を見てもハイレベルで、高校生外野手ではオコエ 瑠偉が2015年にドラフト1位指名されているが、十分にそれに値するだけの実力は備わっているといえる。春夏連覇へ向けてこの甲子園でも躍動するのか。

 根尾は投手ではなく、やはり野手。140キロ後半の速球、130キロを超えるスライダー、さらに打たれても動じない強い精神力。実に素晴らしいものがあるが、高校通算20本塁打を超える長打力、春からスピード感が増した遊撃守備は見逃せない。

 小園は走攻守のスキルの高さは今年の遊撃手の中でもナンバーワン。去年までは総合力型の選手だったが、この1年で長打力が増した。またこだわりのある守備についても、去年のアメリカ代表のショートで、今年のMLBドラフトでブルワーズから1位指名されたブライス・トゥラングに影響を受けて、待って捕るから動いて捕るスタイルに変更し、高校生離れした守備力を身に付けた。

 蛭間は強肩強打の大型外野手。この春から土壇場での本塁打が多く、甲子園でも勝負所での活躍を見せてくれるだろうか。

 高校通算56本塁打を記録する野村は今年にかけて内外角への対応力が増した。北埼玉大会では、投手としての起用が中心だったが、強肩が光る三塁守備にも注目していただきたい。



今大会注目の野手陣

 万波はこの夏で打率.542、2本塁打、12打点と過去最高の成績を残し、覚醒の兆しを見せた。完全覚醒と呼べないのは、まだハイレベルな投手を攻略していないからだ。甲子園レベルの速球投手を攻略できる対応力が身についたとき、完全覚醒といえるだろう。

 大阪桐蔭の山田は北大阪大会では21打数11安打、2本塁打、12打点と活躍を見せた大型二塁手。甲子園でも攻守にわたって素晴らしいパフォーマンスを見せれば一気に評価を上げることになりそうだ。

 大谷は、5月の練習試合で頭部に打球が直撃し、しばらく戦線離脱していたが、夏に復帰。決勝戦では本塁打を放ち、復調した。スイングの鋭さ、軌道の美しさ、潜在能力は、やはりドラフト指名級のものがある。

 林は高校通算49本塁打を誇るスラッガー。選抜では結果が出なかった反省を生かし、選抜後は後ろの動きが小さいフォームに変更してきた。甲子園の舞台では自分の実力を発揮することができるか。

 松井は191センチ88キロと恵まれた体格を武器に、高校通算40本塁打を記録している大型スラッガーで、「福岡のゴジラ」と呼ばれる。また打撃だけではなく、投手としても140キロを超えるように、高い身体能力が持ち味。この大会でブレイクすることができるか。

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副編集長 河嶋 宗一
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  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
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