レジェンドたちの始球式、ドラフト候補の競演など第100回甲子園は見所満載!
8月5日から開幕する第100回記念大会。今年は試合以外にも多くのイベントが用意されている。
第1回大会から一度も欠かさずに出場する高校一覧
一度も欠かさず出場した、山城、関西学院、旭丘、時習館
まず開会式では、1915年の第1回大会から今大会まで一度も欠かさずに参加する15校の主将が、代表校の先頭に立って入場行進をする。
時習館(愛知・愛知四中)
愛知旭丘(愛知・愛知一中)
岐阜(岐阜・岐阜中)
同志社(京都・同志社中)
山城(京都・京都五中)
西京(京都・京都一商)
市岡(大阪・市岡中)
関西学院(兵庫・関西学院中)
兵庫神戸(兵庫・神戸一中)
兵庫(兵庫・神戸二中)
桐蔭(和歌山・和歌山中)
鳥取西(鳥取・鳥取中)
米子東(鳥取・米子中)
松江北(島根・松江中)
大社(島根・杵築中)
甲子園レジェンド始球式に参加するレジェンド一覧
始球式に参加する桑田真澄氏と松井秀喜氏
開会式では15校の主将たちが、大会メッセージである「ありがとう これからも」と今年のキャッチフレーズ「本気の夏、100回目」の横断幕を掲げて行進する。そして今大会はかつて甲子園を沸かせた球児たちが始球式を行うプロジェクト「甲子園レジェンド始球式」の開催が決定。開幕日で務めるのは、松井秀喜氏。開会式の後の開幕戦に、松井氏の母校・星稜が藤蔭と対戦する。松井氏にとっても、星稜ナインにとっても願ってもない展開である。5日から最終日の21日までの始球式を務める方々の顔ぶれは以下の通り。
5日 松井 秀喜(星稜)
6日 石井毅(箕島)
7日 定岡正二(鹿児島実)
8日 牛島和彦(浪商)
9日 平松政次(岡山東商)
10日 谷繁元信(江の川)
11日 水野 雄仁(徳島池田)
12日 本間 篤史(駒大苫小牧)
13日 坂本佳一(東邦)
14日 中西清起(高知商)
15日 安仁屋宗八(沖縄)
16日 板東英二(徳島商)
17日 金村義明(報徳学園)
18日 中西太(高松一)
20日 桑田 真澄(PL学園)、佐々木主浩(東北)
21日 太田幸司(三沢)、井上明(松山商)
今大会注目校の初戦の相手・日程
注目の一戦の1つ、大阪桐蔭と作新学院
今年は試合以外にも見所がある大会となっている。
さて、今大会。注目校の初戦の相手・日程をもう一度整理したい。
大阪桐蔭 vs 作新学院 8月6日 大会2日目第2試合 10時30分
智辯和歌山 vs 近江 8月7日 大会3日目第2試合 10時30分
金足農vs鹿児島実業 8月8日 大会4日目第2試合 10時30分
創成館vs創志学園 8月9日 大会5日目第3試合 13時00分
三重白山vs愛工大名電 8月11日 大会7日目第4試合 15時30分から
浦和学院vs仙台育英 8月12日 大会8日目第2試合 10時30分から
金足農のエース・吉田輝星は最速150キロのストレートと切れ味鋭い変化球を武器に秋田大会では一人で投げ切った。
創志学園vs創成館の対戦は好カードとして評判が高い。創志学園の2年生エース・西純矢は最速150キロのストレートを武器に、岡山大会で28イニングを投げて34奪三振、4失点と安定感抜群のピッチングを見せた。対する創成館は今年のセンバツでベスト8入り。自慢は侍ジャパンU-18代表の一次候補に選ばれた大型左腕・川原陸など140キロ以上の投手を5人揃える投手力。長崎大会でわずか1失策の守備力も見逃せない。
また「日本一の下克上」を掲げて、菰野、海星、松阪商を破って初の甲子園出場を決めた三重白山。初戦は愛知の名門・愛工大名電と対戦することとなった。
レジェンドたちの始球式、ドラフト候補たちの競演、名門校同士の対決。注目度が高い第100回甲子園はどんな大会になるだろうか。
(文=河嶋宗一)