今回、高校野球ドットコムの副編集長の河嶋宗一が近畿地区を担当し、デイリーニュースをお届けする松倉雄太さんと近畿地区についての展望を対談いたしました。奈良の対談の模様は動画で見ていただき、組み合わせ後の見どころについては本文で紹介します。


 天理奈良情報商奈良朱雀の勝者と対戦。天理はプロ注目の遊撃手・太田 椋はラストサマーでどんなパフォーマンスを見せるのか。また前後を打つ酒井 大門などの強打者に注目。課題の投手力を強化し夏に向かいたい。

 同ブロックには、畝傍登美ヶ丘の実力校が集う。登美ヶ丘のエース・鷲尾 昂哉は期待の速球派。長身を生かしたオーバーハンドから繰り出す直球は本物。ひざ元にぐっと伸びる直球は強豪校の打者でさえも打ち返すのは厳しい。さらにコンパクトなスイングから長打を量産する森岡優太も面白い存在だ。

 智辯学園は、西の京香芝の勝者と対戦。智辯学園は6試合15本塁打を放った強力打線を夏の大会でも発揮できるか。投手陣では140キロ左腕・伊原 陵人、140キロ台の速球と落差抜群のフォークで勝負する川釣 聖矢の快投に期待したい。

 橿原学院王寺工関西中央の勝者と対戦。関西中央は今年に入って公式戦では芳しい成績を残すことができていないが、夏へ向けて浮上するチームだけに怖い存在だ。

 また激しいブロックとなったのは二季連続準優勝の高田商のブロックだ。高田商は春の8強・御所実と昨秋3位で近畿大会出場の法隆寺国際の勝者と対戦。高田商はエース・赤井 秀也は春未登板。夏を見据えて準備を重ねてきた。その準備が実るのか、試される。法隆寺国際は攻守全体を底上げしてきたが、やはりエース・柚留木 優太のピッチングが上位進出のカギとなりそう。御所実はこの春、高田商と0対2と善戦を演じている。

 同ブロックには奈良奈良大附の実力校がひしめいており、初戦からハードな戦いが強いられそう。

 奈良を代表する智辯学園天理はうまくばらけ、順当に勝ち進めば準決勝で対戦する予定。ここが今年の奈良大会の最大の見どころとなりそう。智辯学園天理以外のブロックは激戦ブロック。勝ち進むごとに勢いをつけてファイナリストとなりたい。

文=河嶋 宗一