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北大阪展望 大阪桐蔭、履正社のブロックには実力校が集結!

2018.06.29

 6月22日、南北大阪大会の組み合わせが決まりました。

 今回、高校野球ドットコムの副編集長の河嶋宗一が近畿地区を担当し、デイリーニュースをお届けする松倉雄太さんと近畿地区についての展望を対談いたしました。北大阪地区の模様は動画で見ていただき、組み合わせ後の見どころについては本文で紹介します。

注目は関大一vs汎愛か?

 今大会の開幕カードは北大阪。開幕カードは大阪産大附vs高槻北との一戦。大阪産大附は元プロ野球選手で、ソフトバンク時代、2009年にベストナインを表彰した田上秀則氏が監督として率いる。どんな野球を見せるのか注目だ。

 

 北大阪最注目の大阪桐蔭四條畷関西創価と対戦する組み合わせに。大阪桐蔭はこの6月は愛知、香川などの招待試合を行い、激しいベンチ入り競争を行った。どんな20名が選ばれるのか、注目したいところである。初戦はどちらが勝ちあがっても実力校。気が抜けない戦いが続く。

 

 また同ブロックでは市岡桜宮という大阪を代表する公立校対決も注目である。

 

 関西創価は1年生から出場を続けている松永レオ、主軸の沼田 和馬がキーマンとなる。

 

 ライバルと期待される履正社は、高槻摂津の勝者と対戦。履正社は3回戦が険しい相手。なんと関大一と最速147キロ右腕・羽田野温生擁する汎愛の勝者と対戦するのだ。序盤戦では一番の注目カードといっていいだろう。

 

 春準優勝の関大北陽は、渋谷と対戦する。

 

 この春、大阪桐蔭相手に9回二死までリードしていた寝屋川大阪三島の勝者と対戦。エース・藤原涼太は府内屈指の技巧派右腕。強豪に競り勝てるメンタルをチーム全体で身に付け、下克上を実現したい。

 

 大会は4回戦から再び抽選。ここで、どんなカードが実現するのか。前半戦・後半戦と見逃せないカードが続出しそうだ。

文=河嶋宗一

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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