第666回 出そろった100回大会・香川&愛媛の春を総括!2018年05月25日

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【目次】
[1]春・四国制覇の大手前高松を10校以上が追う香川県
[2]群雄割拠、混戦必至の愛媛県

 四国地区の春季高校野球は5月21日に閉幕した高知県総体をもって一区切り。これから各チームは夏の100回大会へ向けてラストスパートに入っていく。では、現時点での勢力図はいかなるものとなっているのか?今回は香川県・愛媛県の「前編」・高知県・徳島県の「後編」に分けて、全体像と今後のスケジュールを紹介していきたい。

春・四国制覇の大手前高松を10校以上が追う香川県



春季四国大会を初制覇し香川大会第1シードで臨む大手前高松

 <香川県、夏までのスケジュール>
6月16日(土)・17日(日) 香川県高野連招待試合 
試合会場:レクザムスタジアム(高松市) 招待校:大阪桐蔭(北大阪)

 6月16日(土)
10:00開始 大阪桐蔭vs大手前高松
13:00開始 大阪桐蔭vs藤井学園寒川

 6月17日(日)
10:00開始 大阪桐蔭vs高松商
13:00開始 大阪桐蔭vs英明

 6月22日(金)14:00 第100回香川大会組み合わせ抽選会 高松テルサ

 第100回香川大会 38校参加予定 7月9日(月)~7月22日(日)
*予備日:7月23日(月)~29日(金)
会場:レクザムスタジアム(高松市)、レクザムボールパーク丸亀(丸亀市・準々決勝まで使用)
開会式 7月9日(月)9:00 レクザムスタジアム
始球式は中西 太氏(元西鉄ライオンズ・高松一出身<1949年春夏(ベスト4)・1951年夏(ベスト4)甲子園出場>)
決勝戦 7月22日(日)12:30開始 レクザムスタジアム
休養日:7月13日(金)・3回戦後(7月18日(水)予定)、準々決勝後(7月20日(金)予定)
*準々決勝は7月19日(木)2会場で2試合ずつ開催
<シード校>春季大会(春季四国大会順位決定戦含む)順位で決定
第1シード:大手前高松 第2シード:英明 第3シード:藤井学園寒川 第4シード:高松商

 県大会に続き、四国大会を初制覇した大手前高松が頭1つ抜けた春の香川県。が、今年はシード勢、ノーシード勢共に実力校が多く、香川大会の優勝戦線には10校以上が名を連ねることになるだろう。

 

 第1シードの大手前高松は持ち前の機動力に加え、この春は長打力が大幅アップ。特に1番・山本 大輔(3年・一塁手)と3番・内田 峻太(3年・中堅手)は高校通算本塁打10本を超え、四国大会でもそろって本塁打を放った。四国大会で最速139キロを出した中村 公俊(3年)が中心となるであろう投手陣の整備さえされれば、「甲子園で勝つ」の入口となる初の香川大会制覇が見えてくる。

 

 ただ、今年の香川県はシード校・ノーシード校共に実力校ぞろい。シード校であれば最速143キロまで球速を伸ばした右腕・黒河 竜司(2年)が君臨し、春夏連続甲子園を狙う第2シード・英明はもちろんのこと、最速145キロ右腕・加茂 優太(2年)をはじめ豊富な投手陣が自慢の第3シード・藤井学園寒川。第4シードには投打にバランスが取れ、センバツ出場をあと一歩で逃した高松商も控える。

 

 ノーシード勢も強豪ぞろい。「2年連続にはこだわっている」(日下 公太監督)三本松は春の県大会では成長痛で登板なしに終わったエース・山花 悠陽(3年)が練習試合で好投中。丸亀は最速146キロ右腕・東山 玲士(3年)、丸亀城西は四国NO1のショートストップ・水野 達稀(3年)を中心に能力が高い選手が多い。

 

 さらに、秋の県ベスト4・尽誠学園、春のベスト4・観音寺総合高松北高松南多度津四学大香川西坂出工坂出商高松なども頂点を射程内に入れている。

 

 なお、大手前高松英明藤井学園寒川高松商は、先述の通り6月には高野連招待試合で根尾 昂藤原 恭大をはじめ日本高校トップクラスのタレントがそろうセンバツ王者・大阪桐蔭の胸を借りる予定。4チームには昨年、清宮 幸太郎(現:北海道日本ハムファイターズ)率いる早稲田実業を完封し、甲子園ベスト8に駆け上がった三本松のような「夏に活きる」内容を期待したい。

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プロフィール

寺下友徳
寺下 友徳
  • 生年月日:1971年12月17日
  • 出身地:福井県生まれの東京都東村山市育ち
  • ■ 経歴
    國學院大學久我山高→亜細亜大。
    幼稚園、小学校では身長順で並ぶと常に一番後ろ。ただし、自他共に認める運動音痴から小学校入学時、早々に競技生活を断念。その後は大好きなスポーツに側面から関わることを志し、大学では応援指導部で4年間研鑽を積む。亜細亜大卒業後はファーストフード販売業に始まり、ビルメンテナンス営業からフリーターへと波乱万丈の人生を送っていたが、04年10月にサッカーを通じて知り合った編集者からのアドバイスをきっかけに晴れてフリーライター業に転進。07年2月からは埼玉県所沢市から愛媛県松山市へと居を移し、現在は四国地域を中心としたスポーツを追いかける日々を過ごす。
  • ■ 小学校2年時に福岡からやってきた西武ライオンズが野球と出会うきっかけ。小・中学校時代では暇さえあれば足を運んでいた西武球場で、高校では夏の西東京予選の応援で、そして大学では部活のフィールドだった神宮球場で様々な野球を体感。その経験が取材や原稿作成の際に「原体験」となって活きていることを今になってつくづく感じている。
  • ■ 執筆実績
    web上では『ベースボールドットコム』(高校野球ドットコム、社会人野球ドットコム、独立リーグドットコム)、書籍では『ホームラン』、『野球太郎』(いずれも廣済堂出版)、『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)など。『甲子園だけが高校野球ではない2』(監修・岩崎夏海、廣済堂出版)でも6話分の取材・文を担当した。

    さらに野球以外でもサッカーでは、デイリースポーツ四国3県(香川・高知・愛媛)版・毎週木曜不定期連載中の『スポーツライター寺下友徳・愛媛一丸奮闘記』をはじめ、「週刊サッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画社)、『サッカー批評』、web『スポーツナビ』など多数媒体での執筆実績あり。また、愛媛県を熱くするスポーツ雑誌『EPS(ehime photo sports)』でも取材協力を行っている。
  • ■ ブログ:『寺下友徳の「四国の国からこんにちは」』■twitterアカウント@t_terashita
    ■facebook: http://www.facebook.com/tomonori.terashita
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