第638回 【準決勝展望】いよいよ選抜準決勝!見所を解説!2018年04月02日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   


 3月23日から開幕した甲子園球場で、第90回記念選抜高等学校野球大会もついに準決勝を迎えた。準決勝に進出した大阪桐蔭智辯和歌山東海大相模三重の4校はすべて選抜優勝経験があり、近年では珍しい組み合わせとなった。そんな準決勝の2試合の見所を解説していきたい。

東海大相模vs智辯和歌山

【チーム成績】
東海大相模:打率.316 24得点 3本塁打 防御率1.67
智辯和歌山:打率.324 22得点 2本塁打 防御率5.14

 2000年の選抜決勝以来の対決。名門校同士の対決は大きく盛り上がりを見せそうだ。

 東海大相模はまだ打線爆発というほどではないが、1番小松 勇輝、2番山田 拓也の1、2番コンビがチャンスメイク、もしくはポイントゲッターとして活躍を見せた。そしてプロ注目の3番打者・森下 翔太は打率.250と思うような活躍はできていない。森下を乗せると一気に打線は活気づくだけに勝負所の森下の打席に注目だ。

 智辯和歌山は準々決勝で11対10と大勝したように、智辯和歌山らしい打って勝つ野球を実現させつつある。防御率はベスト4入りしたチームでワーストの5.14と多少の失点は覚悟。打線の中心である3番・林 晃汰が準々決勝に続き、強烈な一発を見せることができるのか?

大阪桐蔭vs三重

【チーム成績】
大阪桐蔭:打率.430、39得点 防御率1.00
三重:打率.321 25得点 2本塁打 防御率3.67

 2014年の選手権決勝以来の対決。お互い総合力が高く、前回に引き続き、終盤まで手に汗握る勝負が期待できそうだ。

 大阪桐蔭はチーム打率.430、39得点 防御率1.00と、数字面で圧倒。準決勝でもデータ通りの力を発揮することができれば、高い得点力と少ない失点が期待でき、大阪桐蔭の2年連続の決勝進出の可能性が高くなる。

 しかし三重日大三乙訓星稜と好投手擁するチームを攻略して勝ち上がってきただけに簡単に抑えるのは難しそう。投手陣は、ここまで3戦で、3人の投手が先発と複数投手制で勝ち上がってきた。星稜戦で終盤崩れてしまったが、投打ともに総合力が高いチーム。

 この試合は前半戦までに三重がどれだけ先制攻撃ができるかにかかっている。最後まで見離せない勝負を期待したい。

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第1141回 中川卓也(大阪桐蔭-早稲田大)屈辱の1年を乗り越え、東京六大学で首位打者を狙える選手へ 【2020年インタビュー】
第1142回 目標は菊池雄星。東海大相模に進学の南琉人(湖東リトルシニア)が思い描く本格派への道【後編】 【2020年インタビュー】
第1142回 関西地区を代表する左腕・南琉人(湖東リトルシニア) シニア日本代表に選出までの成長ストーリー【前編】 【2020年インタビュー】
第1141回 二度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭の主将・中川卓也(早稲田大)が濃密な3年間で得たもの 【2020年インタビュー】
第108回 履正社初優勝で幕が閉じた2019年の甲子園。注目15校の逸材の進路を公開【高校野球コラム】
第5回 センバツの要注目は来田、中森らの6名!ではブレイク候補だったドラフト候補17名は?【センバツ2020】
第1140回 1年から名門・智辯和歌山の4番に座る徳丸天晴。目指すは高校通算50本塁打 【2020年インタビュー】
第74回 通算180本塁打のスラッガー・浅村栄斗(東北楽天)が大阪桐蔭に入学した意外なワケ【恩師が語るヒーローの高校時代】
第18回 津商業(三重県) 「打倒中京大中京」を掲げ冬を越す!【冬が僕らを強くする2020】
第1002回 来田、細川、小深田のスラッガートリオなどタレント揃い!甲子園で要注目な西日本逸材野手29名リスト【大会展望・総括コラム】
滋賀選抜vs龍谷大【2019年 練習試合(交流試合)・秋】
高知vs東海大相模【2019年 練習試合(交流試合)・秋】
天理vs大阪桐蔭【2019年秋の大会 令和元年度 秋季近畿地区高等学校野球大会】
大阪桐蔭vs智辯学園【2019年秋の大会 令和元年度 秋季近畿地区高等学校野球大会】
大阪桐蔭vs明石商【2019年秋の大会 令和元年度 秋季近畿地区高等学校野球大会】
大阪桐蔭 【高校別データ】
智辯和歌山 【高校別データ】
東海大相模 【高校別データ】
三重 【高校別データ】

コメントを投稿する

プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム