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第629回 第90回記念選抜を制するのは?4ブロック別で見所を紹介!2018年03月16日
【目次】
[1]東海大相模・明徳義塾ブロック/国学院栃木・創成館ブロック
[2]大阪桐蔭・東邦ブロック/日大三・乙訓ブロック

左から井上広輝(日大三)、根尾昂(大阪桐蔭)、市川悠太(明徳義塾)、川原陸(創成館)
第90回記念選抜高等学校野球大会の組み合わせが決まった。ここで、今大会の注目カード、各ブロックの見所を紹介していきたい。
東海大相模・明徳義塾ブロック
開幕戦から東北王者の聖光学院と九州大会ベスト4の東筑が登場。聖光学院は、斎藤智哉監督が「史上最強打線」と評するように、高い打撃力がウリ。対する東筑も福岡工大城東、筑陽学園、神村学園といった全国区の強豪を下して、二期連続の出場を決めているだけに侮れない存在。甲子園二度目のマウンドとなるエース・石田 旭昇が強力打線を抑えることができるか?
また勝ち上がったチームは東海大相模と対戦。高校通算46本塁打の森下 翔太を筆頭に強打者をそろえる今年の東海大相模打線の破壊力は出場校トップクラスを誇るだけに、激しい試合が期待できそうだ。
このブロックでは、神宮大会優勝の明徳義塾と関東大会優勝の中央学院が初戦で激突。明治神宮大会でも対戦しており、この時は明徳義塾が完勝。一冬越えて明徳義塾の市川 悠太、中央学院の大谷 拓海の両エースがどんな成長を見せているのか、注目が集まる。
それ以外では日本航空石川、静岡など打力が高いチームが集結しているのが特徴だ。
国学院栃木・創成館ブロック
神宮大会準優勝の創成館は下関国際と対戦。創成館は140キロ前後の投手を4人そろえ、打線もミート力が高い打者が揃い、勢いに乗れば上位に勝ち進む可能性を持っている。また下関国際はエース鶴田 克樹が投打の中心。鶴田は昨秋の公式戦で1本塁打10打点を記録し、勝負強い打撃を見せており、選抜でも実力を発揮していきたい。
同ブロックの注目は智辯和歌山。公式戦11試合で9本塁打を放った長打力は脅威。この打線の中に、秋はけがで戦線離脱したスラッガー・林 晃汰が加わり、さらに打線に厚みが出た。1994年以来の選抜優勝へ、エース・平田 龍輝を含めた投手陣の底上げが課題だ。
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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