目次

[1]今年の聖光学院は投打でバランスが取れたチーム
[2]高校通算45本塁打の園部擁するいわき光洋が怖い存在
[3]福島をリードしてきた学法石川と日大東北の戦力状況は?

 7月7日から開幕する福島大会。夏11連覇がかかる聖光学院を筆頭に多くの実力校が揃っている。

今年の聖光学院は投打でバランスが取れたチーム

 まず優勝の聖光学院。今年は投打にバランスのとれたチームになっている。主戦の斎藤 郁也は直球と変化球のコンビネーションが冴える右腕。昨夏の甲子園での登板もあり、経験値が高い。制球力のある堀田 陸斗や平野 サビィ、前田 秀紀湯浅 京己と投手陣の層は厚く、夏を戦い抜く体制は整っている。攻撃では下級生の頃から試合に出場している小泉 徹平瀬川 航騎のいとこ二遊間コンビに注目が集まる。この春から4番を担う仁平 勇汰や2年生唯一のレギュラーである矢吹 栄希も長打力があり、打線を活性化させる。技量のみならず、今年も聖光学院らしい粘り強さがある。今春の県大会準々決勝では学法石川と対戦。9回に同点に追いつくと、延長11回に4点を奪って11対7で勝利した。歴代の選手たちが積み重ねてきた偉大な記録に挑む聖光学院は初戦で本宮と対戦する。

 聖光学院のブロックには学法石川と接戦を演じた会津がいる。先発した斎藤 勝史は140キロを超える直球とスライダーで相手打線を封じた。1対2で敗れはしたが、相手エースの尾形 崇斗から得点するなど、夏につながる戦いになったはずだ。また、このブロックには、相双地区の実力校・小高工と野球部のなかった小高商が統合し、今春、開校した小高産業技術も入っている。今春は敗者復活戦を勝ち上がり、県大会でも初戦を突破。春先は旧小高工のグラウンドに戻るにあたり、準備不足などもあったが、夏に向けて仕上げてくるだろう。今春の県大会準々決勝でいわき光洋に惜敗した須賀川桐陽もおり、気の抜けないブロックになっている。