第522回 【静岡展望】静岡が抜け出ているが、藤枝明誠と東海大静岡翔洋が食い下がるか2017年07月02日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]優勝候補本命の静岡を春季県大会3位の藤枝明誠が追う
[2]春季県大会制覇の東海大静岡翔洋、磐田東も要注目!

 6月24日、今年の静岡大会の抽選会が開催され、総勢112校で優勝をかけて戦う組み合わせが決まった。

 静岡が本命として揺るぎないが、春季静岡県大会を制した東海大静岡翔洋やベスト4進出でシード権を獲得している磐田東藤枝明誠等が追いかける存在となりそうだが、果たしてどこが止められるのか…。組み合わせから静岡大会を占ってみた。

 静岡県大会の抽選結果はこちら!

優勝候補本命の静岡を春季県大会3位の藤枝明誠が追う

池谷蒼大(静岡)

 静岡の初戦は、浜名聖隷クリストファーの勝者となるが、静岡にとっては難敵だ。聖隷クリストファーは昨秋には準決勝で変則左腕河合 竜誠投手が静岡を完封しているという実績もある。聖隷クリストファーが来るようだと静岡にとっては初戦が厄介になるだろう。ここを抜ければ、やはりスイスイとベスト8あたりまではいきそう。

 反対側のベスト8をかけた戦いとしては、掛川西常葉橘との勝者の戦いになりそうだ。シードの掛川西は初戦で元近鉄などのスラッガーだった中村 紀洋コーチを招聘している浜松開誠館と当たりそう。常葉橘は初戦が浜松日体でこの試合も面白そうだ。いずれにしても、ベスト4をかけて静岡と戦う前にもハードルがあるということだ。

 その静岡と準決勝で当たるゾーンになるのが藤枝明誠島田商のゾーンだが、189cmの大型右腕佐々木 健のいる小笠が勝ち上がれば、4回戦で藤枝明誠と当たることになりそうだ。もっとも、小笠にとってはその前に駿河総合静岡学園、さらには昨夏以降に就任した森下 知幸監督が率いる御殿場西なども待ち構えているので、容易ではない。島田商にも静岡市立富士桐陽などが立ちはだかりそうで、油断はならない。勢いに乗るチームが表れたら、一気にベスト4あたりまで走る可能性はある。

【次のページ】 春季県大会制覇の東海大静岡翔洋、磐田東も要注目!

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第154回 超強肩捕手・二俣翔一(磐田東)など有力捕手の映像を見ながらスローイングを学ぶ!【高校野球コラム】
第1052回 地域に根差した三島南が急成長した背景と強さを支える指導方針【後編】【野球部訪問】
第1051回 21世紀枠推薦校に選出!創部100年を迎える伝統校・三島南が静岡を破り4強入りするまで【前編】【野球部訪問】
第1020回 今年の東海大会は中京大中京、県岐阜商、藤枝明誠が中心か?各校、戦力が充実【大会展望・総括コラム】
第1256回 今年の超強肩捕手・二俣翔一のスローイングはまさに「投手」。目指すは走れる強肩強打の捕手 【2020年インタビュー】
藤枝明誠vs常葉大橘【静岡県 2020年秋の大会 秋季東海地区高校野球静岡県大会】
三島南vs静岡【静岡県 2020年秋の大会 秋季東海地区高校野球静岡県大会】
静岡商vs星陵【静岡県 2020年夏の大会 夏季静岡県高校野球大会】
東海大静岡翔洋vs科学技術【静岡県 2020年夏の大会 夏季静岡県高校野球大会】
聖隷クリストファーvs藤枝明誠【静岡県 2020年夏の大会 夏季静岡県高校野球大会】
第268回 夏の代替大会が開催されることを願って…。全国のドラフト・注目野手リスト一覧【ドラフト特集コラム】
第908回 奈良間大己を彷彿とさせる核弾頭 尾崎空(筑後サザンホークス) 【ネクスト球児インタビュー2019年】
第862回 東海地区屈指のスラッガー・石川昂弥(東邦)が目指すのは「甲子園」と「世界」での活躍! 【2019年インタビュー】
第426回 県立静岡高等学校  鈴木将平選手 「18選手の中で最も名を上げるかもしれない逸材」  【2016年インタビュー】
第9回 第96回全国高校野球選手権大会 1・2回戦展望 【2014年選手権大会】
磐田東 【高校別データ】
小山 【高校別データ】
静岡 【高校別データ】
静岡市立商 【高校別データ】
科学技術 【高校別データ】
静岡学園 【高校別データ】
静岡商 【高校別データ】
静岡一 【高校別データ】
星陵 【高校別データ】
聖隷クリストファー 【高校別データ】
東海大静岡翔洋 【高校別データ】
常葉橘 【高校別データ】
常葉菊川 【高校別データ】
藤枝明誠 【高校別データ】
三島 【高校別データ】
森 【高校別データ】
横須賀 【高校別データ】

コメントを投稿する

プロフィール

手束仁
手束 仁
  • 生年月日:1956年
  • 出身地:愛知県
  • ■ 経歴
     愛知県知多市出身。半田高→國學院大81年卒。大映映像事業部など映像会社で、映画・ビデオなどの販売促進、営業等を経て、編集プロダクションに10年勤務後独立。
     99年に『熱中!甲子園』(双葉社)を仕掛け、を刊行。同年に『都立城東高校甲子園出場物語~夢の実現』(三修社・刊)で本格的にスポーツ作家としてデビュー。99年12月に、『アンチ巨人!快楽読本』(双葉社)を企画編集・執筆。その後、『ふたりの勇気~東京六大学野球女子投手誕生物語』、『高校野球47の楽しみ方~野球地図と県民性』(三修社)などを相次いで刊行。さらに話題作となった『甲子園出場を目指すならコノ高校)』(駿台曜曜社)、『野球県民性』(祥伝社新書)、『プロ野球にとって正義とは何か』、『プロ野球「黄金世代」読本』、『プロ野球「悪党」読本』(いずれもイースト・プレス)などを刊行。
     さらには『高校野球のマネー事情』、『スポーツ(芸能文化)名言』シリーズ(日刊スポーツ出版社)、『球国愛知のプライド~高校野球ストーリー』などがある。
     2015年には高校野球史を追いかけながら、大会歌の誕生の背景を負った『ああ栄冠は君に輝く~大会歌誕生秘話・加賀大介物語』(双葉社)を刊行し18年には映画化された。

     スポーツをフィルターとして、指導者の思いや学校のあり方など奥底にあるものを追求するという姿勢を原点としている。そんな思いに基づいて、「高校生スポーツ新聞」特派記者としても契約。講演なども國學院大學で「現代スポーツ論」、立正大で「スポーツ法」、専修大学で「スポーツジャーナリズム論」などの特別講師。モノカキとしてのスポーツ論などを展開。
     その他には、社会現象にも敏感に、『人生の達人になる!徒然草』(メディア・ポート)、『かつて、日本に旧制高等学校があった』(蜜書房)なども刊行。文学と社会風俗、学校と教育現場などへの問題提起や、時代と文化現象などを独自の視点で見つめていく。 そうした中で、2012年に電子メディア展開も含めた、メディアミックスの会社として株式会社ジャスト・プランニングを設立。新たなメディアコンテンツを生み出していくものとして新たな境地を目指している。
  • ■ 著書
    都立城東高校甲子園出場物語~夢の実現』(三修社) 
    甲子園への助走~少年野球の世界は、今』(オーシャンライフ社)
    高校野球47の楽しみ方~野球地図と県民性』(三修社)

    話題作となった
    甲子園出場を目指すならコノ高校(増補改訂)』(駿台曜曜社)
    スポーツ進学するならコノ高校
    東京六大学野球女子投手誕生物語~ふたりの勇気』(三修社)
    三度のメシより高校野球』(駿台曜曜社)
    スポーツライターを目指す人たちへ~江夏の21球の盲点』(メディア・ポート)
    高校野球に学ぶ「流れ力」』(サンマーク出版)
    野球県民性』(祥伝社新書)
    野球スコアつけ方と分析』(西東社)
    流れの正体~もっと野球が好きになる』(日刊スポーツ出版社)NEW!
  • ■ 野球に限らずスポーツのあり方に対する思いは熱い。年間の野球試合観戦数は300試合に及ぶ。高校ラグビーやバレーボール、サッカーなども試合会場には積極的に顔を出すなど、スポーツに関しては、徹底した現場主義をモットーとしている。
  • ■ 手束仁 Official HP:熱中!甲子園
  • ■ 講演依頼はこちら
    講演・セミナー依頼受付中

ベースボールファン
コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム