第511回 【三重展望】津田学園、いなべ総合、菰野など北部の有力校を徹底紹介!2017年06月25日

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【目次】
[1]注目のシード校を紹介
[2]実力校はまだまだいる!
[3]その他の注目校は?

 6月27日、第99回三重大会の抽選会が開催される。今回は北から順に有力校を紹介し、最後に注目校を1校紹介させて頂きます。

■トーナメント表

注目のシード校を紹介

岡林 飛翔(菰野)

■【津田学園】第3シード校
 昨年の県大会準優勝校。決勝で敗れたいなべ総合には秋・春と桑員予選で連勝、苦手意識を払拭しハイレベルな桑員地区のトップに立ち次に狙うのは三重県のトップだ。去年からの主力選手・久保田 拓真(捕手)を始め身体能力に優れた選手が多く投手の水谷 翼、一塁手の上下 大地らは将来を嘱望されている。

 派手な大差で勝つよりも僅差で勝ち上がる事が多く、その事からもフィジカルだけではなく精神面でも強いチームだ。

■【いなべ総合学園】昨年度代表校
 昨年の県大会で大活躍した左腕、赤木 聡介が一時は夏を危ぶまれた大きな怪我から140km近くのストレートを投げられるまで復活したのは大きい。赤木抜きで戦った春はエース渡辺 啓五への負担が大きかったがこれで左右のエースとなり投手陣の不安が無くなった。

 攻撃面ではずば抜けた力を持っていた去年のチームと比べると非力なのは否めないが、それでも渡辺 啓五法田 俊都の長打力と尾崎監督に鍛え上げられた精度の高い送りバントや盗塁等は健在でありロースコアゲームに持ち込むといかんなく強さを発揮する。

■【菰野】第2シード校
 個々の選手のスキルの高さでは県で1,2を争う菰野。特に層の厚さは素晴らしい。まず2年春から背番号1を背負う安定感抜群の左腕村上 健真、MAX151キロの岡林 飛翔、MAX145キロで右では一番安心して送り出せる田中 法彦、1年生ながらMAX142キロの岡林 勇希、他にも野手から即リリーフ可能な藤原 脩と木谷 光と質・量ともにハイレベルな投手陣は三重県ナンバーワンだ。

 打つ方も核弾頭の森浦 雄大、小技の効く田中 和師から田中 法彦・通算本塁打33本の戸田 将太岡林 飛翔岡林 勇希とどこからでも一発が出て不利な時にでも流れを変えられる打線だ。守備も田中 和師・木谷 光のニ遊間を始め堅実な守備を誇る。

■【海星】秋の県大会優勝校
 春先には故障者が多く真の力は発揮できなかったがその故障者も徐々に復帰しこの夏にかける。春の県大会には7、8年ぶりに1年生が2人試合に出場、この夏も複数の1年生のベンチ入りが考えられ復帰した故障者と若い力の台頭で春とは一変した海星が見られると期待。

 投手はやはり秋県大会制覇の原動力となった左腕の大須賀 健祐が大車輪の活躍をしたいが春大は登板回避しただけに本人としては期するものがあるだろう。

 打つ方では攻守の要、主将遊撃手の松下 祐人と長距離砲松岡嗣英が中心となる。

 課題はこの春の久居農林戦や昨夏のいなべ総合戦でも見られた牽制死や走塁ミスが数年前から一向に改善されないことだ。この点が修正されれば元々は実力のある選手が揃ったチームだけに80回大会以来19年ぶりの甲子園出場が現実味を帯びてくる。

■【津商】第4シード校

 3位決定戦で菰野に勝利しシード権をギリギリで確保した。

 94回大会の第4シード松阪も3位決定戦に勝利してシード権を確保し甲子園代表校の座を掴み取ったがその時の松阪の再現なるか。

 3年生右腕池内 瞭馬と2年生左腕服部 恭平、左右のエースをリードする2年生捕手の服部 哲平の3人を中心とした守りは堅く攻守にわたり凡ミスというものが極めて少なく逆に相手のミスにつけ込むのが上手い試合巧者だ。

 総合力では津商甲子園初出場となった一昨年のチームと較べても決して引けを取らず、2度目の甲子園を虎視眈々と狙う。

【次のページ】 実力校はまだまだいる!

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