目次

[1]秋春Vの日本文理が中心のAブロック / Bブロックは関根学園と加茂暁星が中心に
[2]プロ注目投手や強力打線が揃うCブロック / 実力校ひしめくDブロック

 AKB48 49thシングル選抜総選挙で、新潟を拠点とするNGT48のメンバーが大躍進。中間発表で1位に輝いた荻野由佳が最終発表で5位に輝き、上位80人の中に10人もランクインするなど大活躍だった6月18日、今夏の新潟を熱くする第99回全国高等学校野球選手権新潟大会の抽選会が新潟テルサで行われた。ここでは、ベスト4までの道のりを4つのブロックに分けて、見どころ、注目校を紹介していこう。

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秋春Vの日本文理が中心のAブロック(トーナメント左上)

稲垣 豪人(日本文理)

 第1シードは、昨秋、今春ともに新潟県大会を制し、北信越大会ベスト4に進出した日本文理。主に中盤〜終盤に登場し安定感のある投球で試合を締める140km/h右腕・稲垣 豪人(3年)、先発として試合を作る左腕・新谷 晴(2年)の2人を中心に、ケガで戦列を離れ今春北信越大会から復帰した西村 勇輝(3年)、今春はケガで登板のなかったが潜在能力の高い鈴木 裕太(2年)ら投手陣の層は厚い。打者陣も、下級生のころから主軸を任されてきた川村 啓真(3年)を中心に勝負強い松木 一真(3年)、長打力が魅力の永田 翔也(3年)らタレントがそろう。

 今春の新発田農戦のように一時6点のリードを許すなど、エンジンが掛かるのに少し時間が掛かるケースもあるが、1度つながり出すと1イニングに大量得点をあげるビックイニングを作るのもこのチームの大きな特長と言えるだろう。大井監督がこの夏を最後に勇退ということを発表しているだけに、選手たちの士気も高まっているようだ。

 この日本文理に対抗するのは、上越村上桜ヶ丘長岡大手か。上越はエース・高波力也(3年)を中心に秋ベスト4(準優勝の村上桜ヶ丘にサヨナラで惜敗)、今春は4回戦で新潟明訓に惜敗した実力校。終盤の失点を抑えれば上位進出が見えてくる。秋準優勝の村上桜ヶ丘は、核弾頭の増田 慶太(3年)、中軸の久志田裕太(3年)ら経験豊富な選手が打線を引っ張る。遠藤壮真(3年)ら投手陣がどこまで粘れるかが鍵になりそう。

 長岡大手は、番場広野(3年)、堀健太(3年)、竹津颯斗(3年)らで形成される強力投手陣が魅力。前チームからレギュラーで投手陣を引っ張る浅野 柊平(3年)のリードにも期待したい。

 1年生から4番に座り、現在エースで4番の森田 豪(3年)擁する県内屈指の進学校・新潟も注目だ。

Bブロック(トーナメント左下)は関根学園と加茂暁星が中心に

西本 航紀(関根学園)

 Bブロックは今春ベスト4で北信越大会にも出場した関根学園と昨夏、下級生中心のチームながらベスト4と旋風を巻き起こした加茂暁星が中心。関根学園は、西本航紀(2年)、平野喜寛(2年)という両2年生右腕を中心とした投手陣が自慢。特にこの2人による継投は、2014年夏甲子園ベスト4の日本文理を最後の最後まで追い詰め準優勝に輝いた中村 光希(当時2年)から樋口甲星(当時3年)への継投を彷彿とさせる。190cmと大柄ながら器用なバッティングを見せる荒井 颯太(3年)を中心とした打線が、この投手陣をどこまで援護できるかがポイントと言えるだろう。

 加茂暁星は、昨夏獅子奮迅の働きでチームを4強に導いたエース・宮島 拓斗(3年)が今春登板なし。だがその間に左腕の前野芳伎(3年)が台頭。今春4回戦の高田商戦で完封、準々決勝の関根学園戦では2失点完投も打線の援護なくベスト8で姿を消した。エースの完全復活で前野と二枚看板を形成できれば今春以上の上位進出も見えてくる。主砲・遠藤 莞生(3年)の打棒にも期待したい。

 他にも、右横手からキレのいい球を投げ込む渡邉一樹(3年)と強肩の捕手・皆川泰成(3年)のバッテリーに注目したい北越、昨春ベスト8左腕・中村 佑斗(3年)擁する新津、今春ベスト16に入った高田長岡商にも注目だ。