第365回 手負いの高松商、春夏連続甲子園へ黄色信号 県内高校野球ブームの中、大混戦の夏来る!【香川抽選会後 展望・前編】2016年07月08日

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【目次】
[1]Aブロック:第1シード・大手前高松ゾーン
[2]台風の目になるか?観音寺一の戦いに注目!
[3]Bブロック:第4シード・高松商ゾーン

「第4シードとはいえ、センバツ準優勝高松商が圧倒的有利。春夏連続で20年ぶりの夏甲子園出場濃厚」。こんな1か月前の予想はいまや、雲散霧消となった。史上初の四国コカ・コーラボトリングスタジアム丸亀との2会場開催。シード校に配慮させた日程構成。第3・第4シードの固定化。さらに7月1日(金)開催の組み合わせ抽選会場がサンポート高松に変更となるなど、近年にない改革を断行した夏。そこには風雲急を告げる風が吹いている。

 かくして近年にない県内高校野球ブームの中、7月9日(土)にいよいよ高松市・レクザムスタジアムで開幕を迎える「第98回全国高等学校野球選手権香川大会」。その直前展望を、ブロック別に追っていきたい。

■組み合わせ表は以下から
【第98回香川大会組み合わせ表】

Aブロック:第1シード・大手前高松ゾーン

門内 快航(大手前高松)

 春の県大会では悲願の初タイトルを獲得し、順位決定戦では小豆島にも勝利し第1シードを獲得した大手前高松。2年前、最速139キロの門内 快航(3年・右投右打・171センチ72キロ・高松市立桜町中出身)、183センチ78キロの長身から角度のあるボールを投げる宇良 康太郎(2年・右投右打・高松市立古高松中出身)の2本柱と攻守の柱・木村 翔(3年・捕手・右投左打・172センチ72キロ・高松市立太田中出身)が組むバッテリーを軸に、坂出商の前に決勝で逃した「甲子園初出場」の大魚をつかみにいく。

 打線では橘 大輔(3年・中堅手・右投右打・167センチ66キロ・三木町立三木中出身)、寿賀 蒼音(2年・左翼手・左投左打・173センチ62キロ・高松市立勝賀中出身)、松岡 侑汰(3年主将・遊撃手・右投左打・164センチ63キロ・高松市立玉藻中出身)の「9・1・2番」がキーマンとなる。ここに「状態が上がってきた」(山下 裕監督)4番・成木 康隆(3年・一塁手・176センチ79キロ・右投右打・高松市立紫雲中出身)の長打が加われば一気に得点力も上がってくるはずだ。

 ただ、大手前高松の初戦は一筋縄ではいきそうはない。相手は春準々決勝0対2で敗れたリベンジに燃える昨年のチャンピオン・藤井学園寒川だからだ。

 春の時点ではけがでスコアラーだったエース・山内 健汰(3年・179センチ76キロ・右投右打・神戸須磨クラブ<兵庫・ヤングリーグ>出身)や、昨夏の甲子園経験者・黒田 真世(3年・中堅手・右投右打・181センチ75キロ・神戸須磨クラブ<兵庫・ヤングリーグ>出身)も戦列復帰し、万全の姿で臨めることも彼らのプラス材料になるはず。ここで第1シードを破って勢いを得られれば、2年連続3回目の甲子園出場への道は一気に開けてくるだろう。

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土庄 【高校別データ】

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プロフィール

寺下友徳
寺下 友徳
  • 生年月日:1971年12月17日
  • 出身地:福井県生まれの東京都東村山市育ち
  • ■ 経歴
    國學院大學久我山高→亜細亜大。
    幼稚園、小学校では身長順で並ぶと常に一番後ろ。ただし、自他共に認める運動音痴から小学校入学時、早々に競技生活を断念。その後は大好きなスポーツに側面から関わることを志し、大学では応援指導部で4年間研鑽を積む。亜細亜大卒業後はファーストフード販売業に始まり、ビルメンテナンス営業からフリーターへと波乱万丈の人生を送っていたが、04年10月にサッカーを通じて知り合った編集者からのアドバイスをきっかけに晴れてフリーライター業に転進。07年2月からは埼玉県所沢市から愛媛県松山市へと居を移し、現在は四国地域を中心としたスポーツを追いかける日々を過ごす。
  • ■ 小学校2年時に福岡からやってきた西武ライオンズが野球と出会うきっかけ。小・中学校時代では暇さえあれば足を運んでいた西武球場で、高校では夏の西東京予選の応援で、そして大学では部活のフィールドだった神宮球場で様々な野球を体感。その経験が取材や原稿作成の際に「原体験」となって活きていることを今になってつくづく感じている。
  • ■ 執筆実績
    web上では『ベースボールドットコム』(高校野球ドットコム、社会人野球ドットコム、独立リーグドットコム)、書籍では『ホームラン』、『野球太郎』(いずれも廣済堂出版)、『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)など。『甲子園だけが高校野球ではない2』(監修・岩崎夏海、廣済堂出版)でも6話分の取材・文を担当した。

    さらに野球以外でもサッカーでは、デイリースポーツ四国3県(香川・高知・愛媛)版・毎週木曜不定期連載中の『スポーツライター寺下友徳・愛媛一丸奮闘記』をはじめ、「週刊サッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画社)、『サッカー批評』、web『スポーツナビ』など多数媒体での執筆実績あり。また、愛媛県を熱くするスポーツ雑誌『EPS(ehime photo sports)』でも取材協力を行っている。
  • ■ ブログ:『寺下友徳の「四国の国からこんにちは」』■twitterアカウント@t_terashita
    ■facebook: http://www.facebook.com/tomonori.terashita
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